ブロックの裏側 | いつだって、わたしはわたしがたのしみ。

いつだって、わたしはわたしがたのしみ。

もっと自分を発揮したい 本質的に生きたい


UMIでは、ブロック解消に取り組みますが、


ブロックには、裏側があります。


いや、


こっち側の方が、表側かもしれません。


あなたがそのブロックを持つには、過去のいろんな出来事が関係しているのですが、


大きな視点で見ると、


そのブロックを持つ必要があって、持っているというお話です。


ここに気づくと、自分が人生の操縦席に座れます。


自分は、自分の人生に主導権を持っていて、


いつでも、自分のために、プラスの出来事も、マイナスの出来事も、


起こしているのだなぁと、わかります。





Yちゃんは、一人っ子で、


共働きの両親のために、


小学生の頃からお財布を預かり、


買い物をして食事を用意したり、


洗濯して干し、取り込んでたたみ、


お風呂の準備をしていました。




まず、


小学生が、ここまですることにびっくりしますよね。


たまにならわかりますが、


一般的には、小学生はここまでしないと思います。


でも、Yちゃんはこれを毎日していました。


ご両親が帰ってきた時に、食事ができていることで歓んでもらえたり、


褒められたりすることが強く影響して、


Yちゃんには、『食事を作る私は価値がある』という思い込みができました。


たたんだ洗濯物や、掃除された部屋。


このことで褒められると、


『家事をする私は価値がある』という思い込みが、できました。


発端は、こういうところから始まります。


価値があると思いたい自分。


価値がないと、ここにいてはいけないのではないか?と感じる自分。


自分で自分の存在を、不安定に感じていて、


それを、他者(この場合は両親)から、承認してもらいたくなるのです。


でも、


このまま、家事をするわたしに価値があると、


思い続けられるわけではありません。


そもそも、自分で自分を不安定に感じてますから、


他者に認めてもらえても、


それって一時的な安心です。


いつしかYちゃんは、こんな思いを抱えるようになります。



『これがなかったら私はダメだ価値がない』




『両親に喜ばれて嬉しい』だったのに、


両親は、毎日褒めないでしょうし、


毎日喜ばなくなります。


そうしますとね、


「あれ?おかしいぞ?」ってなるんです。


褒められ得ることをしているのに、


リターンがない。


いつしかYちゃんは、褒められそうなことばかり、するようになりました。


価値を感じることばかり、するようになっていきました。





これをやっておけばいいはずなのになぜ上手くいかない?


家事をやっていたら私は価値があって認められるはずなのになぜ認められない?


一体、何が悪いのか分からない


私は精一杯やってるのになぜ?




どんどんわからなくなります。


認められたくて、行動して、でも虚しさが残る。


こんなことを、成長して大人になっても、繰り返し続けます。


そうして、すっかり大人になったYちゃん。


これが、自分のブロックだったんだーって、


UMIに来て、知ることとなりました。



大人になったYちゃんは、立派な看護師さんになっていました。


Yちゃんは気づきました。


この看護師という職業を選んだのは、


価値を感じられて、人の役に立てて、他者から認められる職業だからだったんだ。





そうして、疑問が湧きました。



「わたし、看護師続けていいのかな?」



自分が価値を感じたくて、


自分が認めてもらいたくて、選んだ仕事。


こういう気持ちで、続けていいのかな?




こう聞いて、


あなたはどう思いますか?


ここまでは、確かにブロックの仕業です。




最初に、


大きな視点で見ると、


そのブロックを持つ必要があって、持っているというお話です。


と、書きました。



Yちゃんにも、このブロックを持つ意味があったということです。



Yちゃんは、ベテラン看護師さんです。


婦長さんもできるほどのベテランです。


大変な看護師という仕事を、辞めることなく、


必死に続けてきました。


そして、喜びも持って続けてこれました。


これらは全て、ブロックのおかげです。


Yちゃんは、患者さんからの「ありがとう」を、


喜べる人だったのです。


「ありがとう」を、受け取れる人だったから、


長い間、この仕事を続けてこれました。


Yちゃんは、このブロックのおかげで、


物凄い成長を遂げていました。


このブロックがなかったら、


耐えられずに途中で辞めていたかもしれません。


看護師というのは、大変で、みんながやろうとは思わない仕事です。


そのブロックがあるから、できているのです。




ブロックが発動しすぎている時期は、確かに辛く苦しいこともあります。


でも、大きな視点で見ると、


『わたし』を守っているものであり、


『わたし』を成長させて、どこかへ連れて行ってくれるものです。


わたしも、価値がないというブロックを持っているのですが、


そのおかげで、一念発起して、起業できました。


ブロックという原動力がなかったら、絶対にできなかったと思います。


でも、


今となっては、そのブロックは、出てこなくても良くなりました。


必要な時以外は、奥に引っ込んでてくれるようになっています。


自分が人生の操縦席に座れて、


自分が、自分の人生に主導権を持っているって気づけると、


ブロックは、引っ込んでくれるようになります。



こんなふうに、


ブロックを知ることは、


あなたの人生を動かすことにもなるのです。






ではでは。


 


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