中学生最後の夏・息子への手紙

今日は親バカ日記です。

長文ご容赦ください。

興味のある方だけ見てね

今日は中3長男の所属するサッカー部の、夏の総体、決勝トーナメントの初戦でした。

ここまで予選トーナメントを3連勝で勝ち上がってきた○○中。

前節の春季大会では市内3位。今回も力を付けて良いペースで予選を勝ち上がり、県大会出場は彼らのマスト課題になっていました。

保育園の頃から息子たちのサッカーの試合は出来る限り足を運び、応援してきた私達夫婦ですが、今日は平日。

私も夫も仕事で応援に行けません。

昼休み。

午前中の試合結果がメールで来るのをドキドキしながら待っていました

昼休み、メールが来ません。

あれ？どうしたのかな？

夕方、17時過ぎに仕事がひと段落してメールを確認すると、長男からメールがきていました。

緊張しながら開封。

（原文です↓）

本日の試合

○○中vs△△中

２対２PK戦４対５で敗れました。

○○中は全力で戦い０対２から同点まで追いついたものの悔しい結果になってしまいました。

自分も部長としてもっとできることがあるのではないか？と思いました。情けないです。

しかし、くよくよしても変わらないので、この悔しさを今度は、受験勉強ではらしたいと思います。

たくさんの心配をかけると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。

Nより

目を疑いました。

勝負の世界は厳しいです

本人の気持ちを考えると涙が出そうですが、ここはぐっと我慢。

会社帰りに、次のメールを長男に送りました。

Nくんへ

1年間サッカー部部長として、本当にお疲れ様でした。
2年4ヶ月、中学のサッカー部としての活動、とてもよく頑張ったね。
朝練も1日もサボることなく、生徒会活動もあり忙しい中、きちんと両立させたことはとても立派だよ。
年少さんの頃、ママがファンだった中村俊輔選手のスクールが新規開校することを知り、すぐに申し込みました。Shunsuke-Ｐarkパークでサッカーと出会いました。

約12年間、大きな怪我をせずに休まずサッカーを続けて来られたこと、当たり前のようだけどそんなに簡単なことではないです。
きちんと食事をとり、身体を鍛えて、仲間と良い人間関係を作り、切磋琢磨する、普通に見えても沢山の努力の積み重ねです。
本当によくがんばったね。

ただひとつの大きな後悔は、Nのサッカー部引退という大きな節目を、ママがこの目で見られなかったこと。
しっかりと目に焼き付けたかったのに、それが出来なかったこと。
ママが今日仕事に行ってしまってごめんね。
勝ち進むと信じていたママの気持ちにも驕りがあったのかもしれないね。
Nの12年間の節目を、見てあげらなかったこと、同じ場所で応援出来なかったことが最大の後悔です。
ママは、Nのゴールキックが大好きでしした。中学生になって、身長もあっという間にママを追い越し、ゴールキックの精度も高くなって、守りの要としてセンターバックやサイドバックを務めるNが眩しかったです。

思春期や反抗期で私と喧嘩ばかりしている時期もあったけれど、Nの⚽️試合で頑張っている姿を見ると、清々しい気持ちになれました。
ママやパパ、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおばあちゃん、みんなに良い夢を見せてくれてありがとう💕
沢山の楽しい思い出をありがとう😊

サッカーは、これで出来なくなる訳ではないので、高校生でまた活躍できるように、受験勉強の合間を縫って感覚を失わないよう、地道に鍛えていってね。
そしてまた、高校生になったNの溌剌としたプレーを見ることを、ママは楽しみにしています。

家族はいつも貴方の味方だから、安心して羽ばたいてください。
疲れたら親に寄りかかって良いのだから。
これからも一緒にがんばろうね。