この「嘘」の境界線について問題提議してくれたのが「ライアーゲーム」という漫画でした。

 

ドラマ化や映画化もされ、非常に面白い「嘘つきのゲーム」

 

で、この「嘘」はついていい嘘と悪い嘘があります。

 

当然ながら、詐欺罪にあたる場合は詐欺、つまり嘘をついた事によって金品または物品等を取られた場合です。

 

そして、詐欺師を騙す詐欺師である漫画「クロサギ」も有名ですね。

 

これも多分映画化されたし、ドラマ化もされましたね。

 

ですが、これにもかなり難しい詐欺行為というもの、つまり、詐欺に当たるかどうかは全て法律を知り尽くしていなければならないわけです。

 

つまり、詐欺罪だと思って警察に110番通報しても、実は詐欺じゃなかったという場合もあります。

 

有名な話だと「ぼったくり」です。

 

これは詐欺罪ではありません。

 

そして、警察を呼んだとしても詐欺罪に当たる場合もあれば当たらない場合もあり、ぼったくり条例というのが無い市区町村の場合、ぼったくられても金は戻ってきません。

 

新宿の歌舞伎町でぼったくりの被害にあったとしても、所詮ボッタクリは民事事件なので警察は介入出来ず、お金は戻ってきません。

 

実際に新宿警察に聞いたところ、数年前にボッタクリがとんでもない被害にあったという事例が多々あったそうです。

 

バーで席に座っただけで500万、1000万、等です。

 

具体的な事については警察側が教えてはくれません。

 

何故ならば、対策が取られることになるからです。

 

足立区や葛飾区にはそもそもぼったくり条例がありませんので、ボッタクリ店として罰則もありません。

 

行かないほうが身のためです。

 

疑うこと。

 

この世にはそういう犯罪者が多々いるという事が事実です。

 

ですが、嘘をつかない人間は居ないと一般的には言われます。

 

では、良い嘘と悪い嘘は存在するのでしょうか?

 

ライアーゲームの最後に主人公の女の子が言いました。

 

「他人を幸せにする嘘ならついていいんじゃないですか?」と。

 

ですが、ここで問題があります。

 

幸せの定義です。

 

それは自分にとっては相手を幸せにする為の嘘であって、言われた側の捉え方によると思います。

 

つまり、それは人間の「エゴ」にしか過ぎないという事。

 

「1リットルの涙」という映画もドラマ化もされたものがあります。

 

これのドラマ版でしっかりとその事について言及している部分があることに気づくと思います。

 

一生治らない病気になってしまい、その母はこう言いました。

 

「娘にはまだ知らせないでほしい」と。

 

ですが主治医はこう言いました。

 

「彼女は馬鹿じゃない。徐々に感づく筈です。それも、10年程度しか生きれない病気です。徐々に歩行困難になっていきます。最終的には寝たきりになる病気です。一日でも早く伝えなければ、その子の一日がどんどん削られていきます。過去に自分もそういう子を受け持った事がありました。そして、その子に伝えるのを遅れさせたばかりに、その子は言ったんです。もっと早くに知っていれば、沢山やりたいことをやれたのに。サッカーだってかけっこだって沢山できたのに。返してよ。先生、僕の時間を返してよ、と。」

 

悲しい話です。

 

その優しい嘘をついたばかりに、逆に苦しませる事になってしまったという事が。

 

悲しい嘘でも辛くなるような嘘でも幸せにする嘘でも、罪ではない嘘でも、嘘は嘘なんですよ。

 

俺もその言葉の意味を知ったときに、他人の思考回路なぞ読むことは出来ない。幸せにする為の嘘でも、実際にそれで幸せになるかなんて誰にも分からない。

 

だけども、そこには少なくとも嘘をつかれた人間が疑うか信じるか、これで全てが決まるんです。

 

自分も犯罪抑止の為に言ってきた嘘は何度もありました。

 

YOUTUBEにて、自分をサイコパスだと思われても、犯罪の抑止力になればと思って嘘を付き続けていました。

 

いじめで自殺する人を増やしたくないから。

 

泣き寝入りして精神病になって欲しくないから。

 

苦しんでほしくないから。

 

いじめは、いじめられた人間は、いつかそれが爆発する。

 

そして、俺は中学生時代にいじめられ続け、相手を○しかけたと。

 

頭を掴んで窓ガラスに思いっきり叩き、喉や顔中を血だらけにした事があると。

 

嘘を付き続けてきました。

 

これで、いじめる側の人間が一人でも減ってくれたらと願いながら。

 

俺はサイコパスだと思われても構わん。

 

寧ろ思えと。

 

いつか、お前らに天罰が下ると。

 

いじめの抑止力に俺自体がなってやると。

 

ですが、真相はただ、ブチギレたのは事実ですが、思いっきり椅子を相手に投げ飛ばしただけです。

 

それにより、いじめは無くなり、さらに全ての教室の人間から見られた事によって俺を怒らせると何をするか分からないから気をつけろという暗黙の了解が成り立ちました。

 

そして、そのいじめた人、ジャイアンとスネ夫のスネ夫の方ですが、虎を借る狐のスネ夫の方ですねw

 

友達になりました。

 

それから高校も同じクラスになり、ずっと友達だったんです。

 

結局、就職してからは連絡は途絶えましたが、少なくとも、自分が悪いことをしたと反省していたようです。

 

つまり、いじめられた側のする事は自死する事ではありません。

 

相手に報復する事にあります。

 

なんでもいい。

 

最終的に貴方が病気になったり、自死したり、ストレスが溜まったり、良いことなぞ一個もありません。

 

怒れ!

 

全ての力で反抗するんだ!

 

そうしなければ、お互いのためにならない!

 

そして、人は疑え!

 

騙された奴は残念だが、もう金は、人は帰ってこない。戻ってこないんです。

 

安過ぎる店?

 

ボッタクリだ!疑え!自分を信用しろ!

 

人を信用するな!

 

自分自身で疑って疑って何度も何度も疑ってそれを確信へと変えていくんだ!

 

親友?

 

親友の言うことも疑え。

 

そもそもどうして親友になった?

 

疑って疑って、何度も疑って疑って、その結果、この人は信用できる人だと思えたから親友になったのなら何も言うまい。

 

が、たかだか優しいから?守ってくれるから?

 

だから騙されるんだよ!

 

親友で信頼出来るから連帯保証人になって借金を背負っている人間なんて腐る程いるんだ!

 

自分以外は全て他人だ。

 

家族でも法律上は他人として扱われる。

 

最初から疑いもせずに居る人間は騙される。必ず。

 

金を搾取される。

 

ドラゴン桜の名言「馬鹿は馬鹿だから搾取され続ける。一生搾取され続ける。」という事。

 

まさに事実。

 

馬鹿なら知識をつける事!

 

騙されないように法律を調べる事!

 

ググる端末があるのにのらりくらりと生きているから、知識が無いが為に軽々と騙されるんだ!

 

詐欺。

 

詐欺師。

 

何故これらは無くならないと思いますか?

 

簡単に騙される人間が居るからだ。

 

1億円被害にあった。

 

捕まらないよ、絶対に。

 

アイツラは「クロサギ」に出てくるように、法律の抜け道を徹底的に知っているからだ。

 

つまり、賢いから。知識があるから。

 

では最初の方に言った「嘘をつかない人間は居ない」と言うのは本当でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはバツ。嘘をつかない人間は沢山居ます。

 

 

 

 

 

 

ほら、身近に沢山居るじゃないですか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乳児が。

 

そして、そもそも言葉を理解できない知的障碍者達が日本にも世界にも沢山居ます。

 

絶対に嘘は付けません。

 

嘘発見器や自白剤も通用しません。

 

これらは犯罪者だと特に嘘発見器は熟練している場合、見抜けません。

 

自白剤も恐らくは無駄だと考えて良いでしょう。

 

そもそも自白自体が事件の「証拠」にはなりません。無駄です。

 

裁判では誰にでも分かる、圧倒的な証拠が必要になります。

 

殊更、最高裁判所の裁判官がそんなものを提示された如きで有罪か無罪かが決まるなぞ成り得ません。

 

それほど、裁判官というのは知識経験、そして客観的に物事を捉える力重要視されます。

 

だからその人の人生をも変える「裁判官」なのです。