こんばんは。
夕方のニュースにて、沖縄のオカガニ(カニの種類)の放卵が特集されていました。
満月の夜。
お腹にたくさんの卵を抱えたオカガニが、林から道路をテクテク渡り海へ移動。波打ち際で潮の引きに合わせて体を震わせながら放卵するんです。
その映像を観て、自然の神秘にゾワゾワしました。
なんていうか、スゴイわ。
まず満月の夜ってこと。
カニが何を考え、何を感じて海へ移動するかはわからないけれど、満月の夜にものすごい数のカニが一斉に移動を始めるんです。『カニ注意』の道路標識があるくらい。カニの保護のために、道路の下を通って海へ続く地下トンネルも作ってるんだとか。
人間も生理や出産にお月様が影響するらしいけれど。移動するカニは人間でいう陣痛のような何かを感じ取って移動を始めるのかしら。
海水に浸かった瞬間に体を震わせ放卵する姿にも心打たれるものがあり。
動物の端くれ的な人間として生きる上で、子孫を残したい。っていう感情はもはや根っこに染み付いて当たり前に湧き出てくるもんなんだろうなー。
親孝行のため。とか、結婚したし。赤ちゃんカワイイ。子育てしたい。とか、いろいろ理由はあるけど、その根本に子孫を残すという生物学的な潜在意識的があるなら、私はもう少しがんばるよ。
人間は感情があって、いろんな知識を持ってて、ありとあらゆる技術を使って妊活をするけれど、そんで苦しく感じたりもするけど、カニも人間だったなら一緒のことしてるんだろうね。
人間でよかったのか。とか一瞬考えたけど。
そこそこ幸せ感じて生きてるし。
やっぱ人間でよかったわ。