せっかくブログ開設したので、海外(と言ってもうちの周囲のごく限られたエリア)の教育事情も
いろいろご紹介していきたいなと
まずはギフテッドについて。
うちのエリアではギフテッドは認定資格です。
Math(算数)
Reading(英語読解)
Intellectual(知性)
という3分野で認定を受けることができます。
認定を受けるには?
親が(我が家のように)
「あら?もしやうちの子、とっても賢いかもザーマス」
なんて幼少期に夢見ちゃた場合、我が子をギフテッド候補者にノミネートします。
どの分野(複数可)でノミネートしたいか、も聞かれます。
候補者については毎年ある時期に学校側が募集しますが、一度認定されれば翌年からは自動更新されます。
ノミネートされた生徒たちは、
クラス担任の先生を含め複数の先生たちにより
複数日時に複数回の評価を受け、
総合的な判断(要するにテキトー
)
によりギフテッドかどうか認定されるそうです
評価の指標は、日々の様子や統一テストの結果、および評価面談(とってもフレンドリーで日常的な会話、面談とは気づかない様なもの)らしいです。
母国語への通訳を希望するかどうかも聞かれました。
Yesで回答しましたが、通訳は来なかったそうです
←海外あるある
Intellectualの分野に関してはよく分かりませんが、「非言語的な試験結果で、上位⚪︎パーセントでした」という文書を受け取ったことがあるので、知らない間にIQテストの様なものを受けたのかもしれません。
そんなにものすごーく特別なものではなく、クラスに数人はギフテッドの子がいる様です。
統一テストってなに?
うちのエリアの統一テストは、無学年形式、CBT形式のスコアです。
かなーり広いエリアの子達が、少なくとも公立小中学校の生徒は全員、年に2回程コンピューターで試験を受けます。
通常の学校授業の中で、4−5日間かけて実施されます。
(毎日1時間程度かなと、子供の話からは推察されます。所要時間も一人一人違います)
欠席した子も、後日同様に受けます。
コンピューターが個別に出題をしていくので、正解する子にはどんどん難しい問題が出題されていき、
どのレベルまで正解できるかで無学年でスコアが算出されます。
そういえば、日本のように「100点満点で全員が同じ問題を解く」というテスト形式は、
多分こちらの学校生活では一度も経験したことがないと思います。
そもそもペーパーテストの経験が皆無
数十分もの間、無言で座って試験をうける、なんてことができる子はクラスに何人いるだろう
「身長と同じで、学力も高い子と低い子がいるのが当たり前」で、
「1年前の自分と比べて、伸びていればいい」
という考え方を強く感じます
ギフテッド認定を受けた場合の、具体的な教育内容もまたいつか書きます