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私達の学科では、2年生の後期からゼミ決めが始まりますが、卒論テーマをどうして良いかわからない学生が、時々います。

私は自分の子供を育てるときに、或る数学者が、「子供は野山に出して、虫や花に触れさせて、どうしてかな、と好奇心を持たせることが大事である。それが数学者になる為に大切なことだ」と話しているのを聞きました。
    
これを聞いて私は二人の息子を神奈川の自然の中で育てまして、野生的な男子二人が出来上がりましたが・・・

 幼い頃から作られたものを与えられて遊んでいた場合と、野山に出て色々なものに出くわして遊ぶのとでは、好奇心を持つことにおいて、大きな違いが生まれると思います。

管理された空間で遊ばせるのは、親にとっては安心ではありますが、検討の余地がありそうです。

学生たちも、色々な分野で好奇心を持ってくれたら、それが卒業研究に繋がっていきます。

私自身は、どうしてかな?と思うことの積み重ねが今日の自分の研究になったと思っています。

 写真はお友達と行った、首里の近くの沖縄料理のお店のお庭です。美味しかった!