私がハンドルを握る
ファミリーカーの同乗者は、母と3人の子ども達。
子供達に合わせて行動するのをストレスに感じるタイプの父と仕事が休めなかった夫はお留守番。
子供の頃、父の実家がある嬬恋村に行くことが夏休みの楽しみでした。
渋川伊香保インターを降りて草津方面に車を走らせると、新しい開発による景色の変化に寂しさを感じるものの
運転手として安全に走ることを意識している身からすると、きついカーブもなく、安心して走ることができる快適な道は開発の賜物であるとありがたく感じました。
八ッ場ブルーもこの通り!
嬬恋村の最奥にあった
父の実家はもうありませんが
祖父母のお墓参りと
農家を営む親戚に会うことが今回の目的です。
しかし、目的だけに留めておけない
魅力がこの地にはたくさんあります。
県内なので日帰りも可能ですが宿泊を選んだ理由。
標高が高いので気温も低く、カラッとしていて普段の灼熱地獄を思うと感動的な快適さです。
今回、ランチに訪れた場所は
北軽井沢にあるキャンプ場
スイートグラスです。
ブランド力のある軽井沢の名を借りているので分かりづらいのですが、北軽井沢はれっきとした群馬県です!
長野県 軽井沢町と
長野原町 北軽井沢(群馬県吾妻郡)
すごく似てます。
木陰で食べるピザがおいしい!
おしゃれな店内。
実は、ランチだけを目当てに訪れたわけではありません。
アウトドア否定派の娘が
『何ここ!すごくいいー♡』と言ったのを
聞き逃しはしませんでした。
中学生になった頃から、キャンプはもう行かないと話していた娘。
自立へと足を踏み出した娘の気持ちを優先してあげたいのですが、往生際の悪い私は、おしゃれな雰囲気や凝ったコテージがあればもしかして…と思い、目をつけていたのがこのスイートグラスでした。
家族でキャンプはもう絶望的かと思っていましたが、このキャンプ場であれば、みんなで来られる可能性があることが今回の娘の一言で判明したので
心の中でしめしめ…
としたり顔の私でした。
アウトドア卒業の瀬戸際で
もう少しだけ一緒に過ごしたいと思う気持ちを優先してしまうダメな母でした。
かわいらしいコテージや使い勝手の違うテントサイトなどもばっちりリサーチできました。
リピーターも多く、予約も難しそうな
スイートグラスは、いつか泊まりたい憧れのキャンプ場です。
娘の気が変わらないうちに予約を頑張りたいです。
弟に促され、仕方なく鬼ごっこに付き合う娘。
自宅付近は危険な暑さで最近は公園すら連れていけなかったので
木漏れ日の下で子ども達の笑い声を聞くことができる幸せを噛みしめながら
手がかからなくなった子ども達の成長を嬉しくも寂しくも感じました。
アクティブに孫に付き合う母も
いつまでも元気でいてほしいなぁと思いました。