お世話になった原の小屋。




床に水をこぼしてしまった息子が気にしないよう優しい言葉をかけながら拭いて下さったり(申し訳ない)、ルートのアドバイスをして下さったり、最後まで本当に温かくもてなして頂きました。



子どもには距離が長すぎた前日のルートを見直し、この日はルートを変更。





鳩待ち峠に向かって尾瀬ヶ原を進みます。





小屋を出る時の

『草紅葉が始まっていますよ』というご主人の言葉に


湿原を一目見て、そうかなぁ?と思った私。



写真を見返してやっと、これだったんだ!と気付く鈍感ぶりです。




草の先が少し黄みがかって見えます。



尾瀬は、秋が始まっているのですね。




小学生の頃、母親に連れられてこの道を歩いた時は、なんて退屈な道!と感じたのを昨日のことのように思い出すのですが



正面には(しぶつさん)





振り返れば(ひうちがたけ)





二つの百名山を結ぶ道。中々エモいです。




さらに、小川や池塘、繁みに目を凝らせば、イモリやカエルやイワナの赤ちゃんがいて、子どもの頃の自分の節穴ぶりが恥ずかしくなりました。








気がつけば、小屋を出た時は小さかった至仏山がこんなに大きくなっていました。






目にした景色への感動と同じくらい


自分の足でここまで歩いたという自信や達成感があるから

やっぱり山っていいなぁ、と


心に強く刻まれていくのだと思います。




出発から二時間程で山ノ鼻に到着。


ここからさらに一時間弱、山道を歩いて鳩待ち峠のバス停へ着くのですが、案の定バスの時間を気にして道中の写真を撮る心の余裕はなく

ここから一気に飛んで


バスを間に二本🚌🚌挟み、着いたのが


清水休憩所です✴️


※これはお酒ではありません。
(この再利用コップがとても好きです🌽)

片品村のおいしいお水です。

当初の予定とは別の

尾瀬一周の旅となりました。

燧ヶ岳には登れなかったけれど、楽しかったです。
息子もよく頑張ったと思います。最後の上りは、彼がペースを引っ張るなど頼もしい姿を見せてくれました。

ところで、尾瀬ではある人との出会いもありました。

また次回書きたいと思います!