「読書という荒野」見城徹
■自己検証、自己嫌悪、自己否定の3つがなければ、人間は進歩しない
■正確な言葉で考えぬかないと自己検証はできない。消費者の動きを言葉で捉えきれないのだ。だから1、2度の成功体験にしがみつくことになる。
■教養とは単なる情報の羅列ではない。人生や社会に対する深い洞察、言い換えれば「思考する言葉」に他ならない。
■自分の心揺らぐ瞬間を発見し、思考の軸とすること。それこそが教養なのだ。
■重要なのは「何が書かれているのか」ではなく、「自分がどう感じるか」なのである。
■人間が何かを達成するには地獄の道を通らなければならない。
■人生を生き切るには「善い人」でなくてはダメだと考えている。だと考えている。良心がなければ自分を突き詰め、追い込むことはできない。
■癒着はベストセラーの条件
■オリジナリティーがあるということは、極端だ。そして極端なものは明解である。
■人を動かすには、一にも二にも頭が千切れるほど考えて、言葉を選択するしかないのだ。
■文学作品は想像力が現実を凌駕しなければ意味がない。リアリティーのある「極端」が必要なのだ。それは生き方においても同じである。極端に貧しいか、極端に豊かなものからしか、人の心を揺さぶる表現は出てこない。
■文学の意義は想像力によって読者を鼓舞したり慰撫したりする点にある。そして作者と読者の心がシンクロした時に、それは単なる表現を超え、現実を動かす力になる。
■仕事をする上で譲れない美意識を持っているということは大切だ。そういった人間としての美意識は現実世界でなかなか磨けるものではない。並外れた想像力によって作家が築き上げてきた世界に、自分が共感できる美意識を見つけてほしい。
■表現とは結局自己救済なのだから、自己救済の必要のない中途半端に生きている人の元には優れた表現は生まれない。想像力は圧倒的に持つものと持たざる者の頭の中にこそ生まれるのである。
■デタラメをやり尽くさなければ見えないことも多い。狂ってこそ初めてわかることがある。
■僕が親しくしている起業家たちは、会社を成長させている過程で、夢や希望をみやみに語らず、圧倒的努力で現実と格闘していた。
□この人の書いていること、素直に受け取ってしまう、そう言う力があった。ひれ伏すとまではいかないまでも、つけ入る隙を与えない、そういった気概を持って構成されていると感じる。
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