■映画の方を見た。
■インターバルがあったので2日間に分けて見た。
□正直、小説のように、心に傷を与えるようなインパクトが得られなかったのは残念
□いっそのこと7時間ぐらいの映画だったらいいのに。
□彼女お得意の世界が常に汚らわしくてドロドロした心情を表すようなセリフや描写が出てこないし、禍々しい魑魅魍魎達の形容が演技だけでは足りないきがした。ちょっと大げさに悪どい感じを装っている普通のサラリーマン役員に見えて仕方ないし、山崎豊子が見たその怪物性をトレースするような代替表現がないのが残念。というか表現がそもそも出来ないのかもしれない。。。
□主人公の左遷された苦悩も、ただの会社からの虐めに映ってしまい、それぞれの持つ憎悪も薄いし、恩地の聖人性、正義、清さも薄く感じてしまったのは俺だけだろうか。
□左遷とかは別によくある話だから、やっぱその苦悩の絵がどうにかなったら違ったのかなぁ。。。
□逆に言えば、普通のドロドロした人間関係に慣れきった人間に山崎豊子レンズをかければ、人間の私欲を満たそうとする諸行が、怪物の穢らわしい行為に全て見え、それを小説的に受け止めることが出来るのだろうか?山崎が逆に清い心を持ってる?それはないか。
□もっと普段の行為を小説化するような表現で受け止めたら、自分の猛省に繋がるのだろうか。
□とりあえず映画化することにやっぱり意義があったわけだと思うので、それは素晴らしいと思います。
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