marginal art | ミュージシャンとビジネスマンのパラレルライフ

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外資ITで広告プロダクト担当をしながら、ミュージシャンとして音源リリースやライブを15年続けています。

「限界芸術論」 鶴見俊介

■芸術とは、美的経験のを直接的に作り出す記号であるといえよう。
■美的経験とは、直接価値的経験と同じ広がりをもつものと考えられる。
■芸術と生活の境界に位置する広大な領域、専門的芸術家によるのでなく、非専門的芸術家によって通クラレ大衆によって教授される芸術、それが「限界芸術」
■純粋芸術(pure art)、大衆芸術(pupular art)、限界芸術(marginal art)
■純粋芸術は専門的芸術家によって作られ、それぞれの専門種目の作品の系列に対して親しみを持つ専門的享受者を持つ。
■大衆芸術は、これもまた専門芸術家によって作られはするが、制作過程はむしろ企業化と専門的芸術家の合作の形をとり、その享受者としては大衆を持つ。
■限界芸術は、非専門的芸術家によって作られ、非専門的享受者によって享受される。
■柳宗悦、宮沢賢治、柳田国男らが実践例に当たる
■芸術を、純粋芸術と大衆芸術とに鋭く引き裂く力は、2千年前のギリシャにおける専門的芸術家の誕生以来働いていたものであるが、20世紀にはいってマスコミュニケーションの手段の発達、民主主義的政治・経済制度の世界的規模における成立とともに、純粋芸術と大衆芸術との分裂は決定的なものとなった。これらに比べると、限界芸術は5千年前のアルタミラの壁画依頼あまり進歩もなく今日まで続いている。


□第1章に限界芸術の説明がなされていて、ほとんど他は読んでいない。
□僕は限界芸術を意識して享受しようと思ったことがあまりないので、新鮮だった。
□ここでいう直接価値経験が全てだと思うから、まぁ享受する本人が何が対象であれ楽しければ何でもいいんじゃないっすか?


限界芸術論 (ちくま学芸文庫)/鶴見 俊輔

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