■全世界にサンバとボサノヴァを知らしめた映画「黒いオルフェ」をモチーフに、現代ブラジル音楽を探るドキュメンタリー。ボサノヴァ誕生に関わる重要人物ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲を元にフランス人監督マルセル・カミュが映画化した「黒いオルフェ」。そのロケ地を訪れ、モライスの娘や出演俳優などのインタビューとともに、「黒いオルフェ」の背景にある、アフリカからの伝統とヨーロッパの文化がミックスした独自の習合文化がもたらしたブラジル音楽が、その後、都市の人口過多問題、貧困と暴力など1950年とは全く異なる社会環境においてどうあるのかを、現ブラジル文化大臣で『トロピカリズモ』を代表するアーティストのジウベルト・ジウ、『シティ・オブ・ゴッド』で知られるセウ・ジョルジなどが語ってゆく。
□セウ・ジョルジが途中で歌ったりするのだけど、
その前にファベーロの話になり、ファベーロ出身者としてモノを語り、
そしてファベーロがテーマの歌を歌うシーンがあるんだけど、
「ファベーロは社会問題さぁ、ファベーロは社会問題なのさぁ」
と直接的な歌詞を歌ったとき、
こうやって日本語にするとなんか笑えるけど、
そうじゃないリアルな生活の中での言葉をボサノバに込める感じが
とてもたまらなくカッコよかった。
「黒いオルフェ」を探して-ブラジル音楽をめぐる旅-

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