若い時、西アフリカを放浪していた時のお話。

ゲストハウス(=安宿)を変えるために移動することに
します。路線バスだと5D(=20円、ダラシス)ですが、
試しに相乗りタクシーに乗ってみます。やっぱり5D
でした。相乗り故、ドア to ドア という訳にはいきま
せんが、バスと変わらない値段なのは ありがたいです。
(バス通りからソレそうになる所で、降ろしてもらう
ことになります。)行先(=大体の行く方向・目的地)
を 確かめないといけないので、外国人ツーリストには
解りヅライでしょう。

 


(写真は借り物、イメージ。)

セネガルとガンビアでは、システムも価格帯もほぼ同じ
でした(=通貨は違いますが)。それぞれの国に、
相乗りタクシーの乗り場(=タクシー溜まり)があり
ます。定員 *  いっぱい(近く)になると、運ちゃんが
発車させます。

* タクシーの定員

=助手席には2名座らされます。
後ろにも3人乗りますから、トータル定員5名。窮屈
このうえないです。特に助手席に座らされた時は最悪
です=狭いっ。笑 中央側のお客の足にはシフト
レバーが毎回当たります。笑 また、バスと同じルール
で、膝の上に子供を載せるとその子の運賃はタダになり
ます。

タクシーの運ちゃんの給料を勝手に打算。??

ガンビアでの一日の平均稼ぎは、当時90D(=360円)
くらいだったと思います。仮に粗利50%だとすると、
180D分を運ばないといけないので、相乗りタクシー
だと、180÷5=36人 乗せないといけないことになり
ます。1回(=1台)に 5人乗せるとすると、約7台分
乗せる必要があります。これで採算が取れる計算に
なりますが…。

結構タイヘンかもしれません。こんなにチマチマと
真面目に働くよりも、例えば 空港からホテルまで
300D(=1,200円)で一人のお客を運ぶ(=ぼった
くり)と、1回で1日の仕事が終わってしまいます
(=粗利 150Dだから)。笑 もう、あとは昼寝し
て 暮らせば良いのです。事実そういう運ちゃんは
大勢いるようでした。