救急搬送され、入院していました。たった今 無事退院し帰宅した
ところです。

8月31日(水)の朝、寒さでブルブルと震えながら目が覚め、不快
感が全身を覆っていました。もう体中の歯車が合わず、とにかく
不快感に包まれているのです。訳が解りませんでした。奥歯を噛み
締めようとしてもガタガタが止まりません。フリースを着させても
らっても寒いのです。

妻の判断で救急車を要請しました。救急隊に色々と聞かれたようで
すが、どうやら癌の病気(又は治療)と関係があるようなので、今
掛かっている病院へ搬送されました。救急治療室で様々な検査が行
われた結果、原因らしき物が判明しました。私が心配していたあの
CVポートです。あそこから血液内に菌が入り込んだらしいのです。

一日目の体温は40度。なかなか下がってくれません。もう気持ち
悪さでかなり暴れたようです。迷惑をかけてしまいました。CTに入
る時も、体をじっとしていられず、暴れ続けていたような覚えがあ
ります。申し訳無いのひとことです。

その日の内に、CVポートの抜去手術が行われました。(この時点で
は、もう周りの人たちと普通に会話ができるようになっていました。)
16ヶ月間付けていたポートです。夜になって抗生剤が腕から点滴
されました。どうやら何種類も試したようです。2日目から体温が
40度 → 39度台 → 38度台 へと下がり始めました。と同時に
体も楽になりました。なんせ、体温38度以上など生まれてこのか
たなった記憶がありませんでしたから。

3日目になると体温は37度台まで下がり、4日目には36度台の
平熱になりました。

そして結果として6日間で退院の運びとなりました。但し、これは
菌をほぼやっつけた(あくまで 『ほぼ』)というだけで、本来の
抗がん剤治療をどうするかは未だ未定のままです。ポートが無いの
ですから。今はただ菌が生き返らないことを祈るだけです。抗生剤
は1週間飲み続けます。

たまたま、前回のブログでCVポートとマラリアの話をしたところだ
ったのですが、マラリアの症状も今回の私のそれと同じなのかなー、
と思ったりなぞしました。怖いですよー、血液内に菌が入り込む
というのは。