『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず』

 

いきなり何のこと?という感じですが、

方丈記の冒頭で、国語の授業にも出てくる有名な文章。

 

現代語訳するとその意味は、

『川の流れは絶えることはなく、それでいて流れる水は同じ水ではない』

(間違っていたらごめんなさい)

 

自分の散歩コースは川沿いが多く、そのルーツを考えてみました。

 

若い頃は京都に住んでいましたがご存知の通り京都市内には鴨川という有名な

川があります。

 

その頃は少しでも暇な時間ができると鴨川に行き、コンビニで飲み物を買い

川沿いの土手やベンチに座り、缶コーヒーを飲みながらゆったりと時間を

過ごすのが好きでした。

 

ただただ、、ぼーっとしてコーヒー飲んで、鴨川眺めて、何もせず。

今思い出しても大好きな時間。

 

なぜ川沿いで過ごす時間が好きなのか?

 

自己分析してみると、方丈記のこの文頭を思い出しました。

 

同じ川でも、同じ川ではない。

 

季節、時間帯、天候、様々な条件もあり、同じ川沿いの散歩でも飽きずに

いるのは、いつもと同じ景色がありつつも、いつもとは異なるものがある。

 

道端の花、草、訪れる鳥、同じ時間帯にすれ違うおじいちゃん。

空にある太陽の位置、季節ごとの空気感、、、

 

恒常的な中にある僅かな違いが飽きずにいられる秘訣なのかもしれないです。

 

なんだか、自分でも取り止めのない文章ですが、

自分の街を好きになり愛着を持つ秘訣もここにあるのかもしれないです。

 

日常生活の中にある微妙な変化に気づけるようにしていきたいですね。

 

と少し自己分析してみました。

 

またどこかのタイミングで、この自己分析の続きをしてみよう、、、