JGA(日本観光通訳協会)主催の、築地本願寺と仏教の研修です。
いつも築地場外市場にお客様をご案内する時に、ちょっと寄り道する本願寺。
講堂に集まり、3班に分かれて、広報を担う部長様に館内をご案内いただきました。
建築家伊東忠太が、インドにインスパイアされて作った建築は、どこかガンダーラ。
この日はパイプオルガンのコンサートをしていて、ヨーロッパの教会のよう。
狭い階段を登り、左側の尖塔へ。中には鐘!
屋上にも登りました。本堂は銅板の葺き替え工事中。
布施により名前を刻むというのをしていて、もう募集は終わったそうですが、職人さんが作業中。銅に経年劣化で生じる緑青の色加工してから、つけるそうです。何年かしたら本物の緑青が現れる。
反対側の屋上へ。こちらの尖塔の中は太鼓があったそうですが、今は無い。
2階に降りて、合祀墓の受付窓口。既にかなりのお申し込みで満杯になりつつある。少子化だし、なかなか、お墓守が難しい世の中。良いですね。
その後は、館外にある合祀の霊廟へ。天窓から灯りが差し込み、窓から本堂が見えて、美しい場所でした。この地下にお骨が入るそう。外には名前がたくさん刻まれていて、生前に申し込まれる方が多いそうでした。
境内の石碑も見学。
見学終わり、ランチは、ガイドのお友達と、本願寺の裏手にある和食屋さん。美味し良いお魚の定食でした。
午後は、以前も研修で教えていただいた、ハーバード大学で神学も専攻されたという大來尚順先生。
お昼を食べ過ぎて、眠気に襲われて、大失敗です。。。午後の講義の時はお昼抜きにしなければ。。。
後で著書を読もう。。。
アフターは、お仲間と本願寺カフェでお喋り。
ガイドの皆のお話は、ガイド目線で、お客様にいかにわかりやすく説明するか?それぞれに工夫されています。短い時間に機関銃のようにお喋りして出ると、夕景に。夕日に照らされて美しい本願寺でした。