尊敬する高校の大先輩、坂本龍一展へ行きたい!

  大相撲観戦に行くこの日、お相撲の前に観に行くことに。

  友人二人にも了解を得て、朝早く木場駅で待ち合わせ。10時開館にあわせてGo.


   「音を視る 時を聴く」坂本龍一

seeing sound, hearing time



   映像作品と音楽。最初のお部屋は真っ暗!目が慣れると、横長のスクリーンが三つ。映像、語りが日本語、英語、中国語で、現れる。田中泯が象徴する「人類」、宮田まゆみの笙、水が象徴する「自然」との関わり。

《TIME TIME》+高谷史郎


   東京都の降水量を測り、中央の水面に、雨の水滴が落ちるインスタレーション。 

《water state 1》+高谷史郎


  東日本大震災の津波で被災した農業高校のピアノ。それを 自然によって調律されたピアノ  と捉え作品化。

《IS YOUR TIME》+高谷史郎↓

《async+immersion tokyo》+高谷史郎

アルバム「async」を契機に同アルバムを 立体的に聴かせる ことを意図して、様々なアーティストとインスタレーションを制作。↓

《async-volume》+Zakkubalan

坂本が多くの時間を過ごしたニューヨークのスタジオやリビング、庭。↓

《LIFE-fluid,invisible,inaudible...》+高谷史郎

  霧の発生する9つの水槽に映像 ↓


   などなど、次はどっち?と、進む方向を探しながら体感していきました。

   アーカイブ展示では、懐かしの高校の集会の写真、彼が思いついた事を書き留めた、自筆のメモも。

 《LIFE-WELL TOKYO》霧の彫刻 

+中谷芙ニ子+高谷史郎

  サンクンガーデンにて。霧に包まれる体験!!

   

   《Music Plays ImagesX Imageg Play Music》

X岩井俊雄 1996年 初演された音楽と映像のコラボレーションを再構築。これが、最後のお部屋。


    しっとりしたピアノ演奏、坂本の姿が映し出され、音色が 心に沁みました。


   特設ショップの奥の中庭にもう一つ作品がありました。


    

   折角の現代美術館なので、常設展も鑑賞。

1階だけ。ポモドーロの大きな地球が出迎え。その奥は日本の現代アートの作家さんの作品が部屋ごとにディスプレイされ、こちらも良かったです。屋外には、箱根彫刻の森の池にあるのと同じ マルデ・パンの作品。

   思い切って、観にこられて、良かったです。

一緒に来てくれた友人に大感謝。

  次は、タクシーで両国へ向かいます。