今月の初めにご案内したお客様と再会。

前回のNobuの案内は素晴らしかった、今日も楽しみ!と仰って頂けて、とても嬉しい。

  今日は、箱根で浅草や谷中みたいな。ローカルな感じの町を歩きたい、という前日リクエスト。実は先週のゲストも 箱根の街歩きを希望なさっていました。前日から頭を捻って、箱根湯本の温泉発祥の地の近辺はどおかな。と。朝、早めに出たので20分くらい下見して行きました。

 土木遺産の旭橋。レトロな旅館。箱根温泉の発祥の地


熊野神社をお迎えした。湯本見番。

踊りのお稽古の見学も行っている。

    コンパクトにプチ町歩きできそう。車を降りる場所と乗る場所も、温泉入り口で降りて箱根湯本のロータリーに回送してもらって乗る。


   お客様のホテルは、早川を吊り橋で渡り向こう側。ロビーも、感じ良く、お飲み物はいかがですか。と、カフェオレをいただいてしまいました。

   この日はハイヤーでなくてタクシーを含む公共交通機関なので、朝はタクシー。目的の江の浦測候所の前に湯本の温泉街で寄り道。細かく説明したら30分くらいのお散歩になりました。


   江ノ浦測候所。杉本博司の作ったアートスペース。日本の古い建築は解体されて移築され受け継がれることがある。

   あやうく取り壊されそうな貴重な建築が、受け継がれる。杉本博司氏も、ご縁があり、北鎌倉の明月院の門を預かることになった。

  そして彼の構想のアートスペースの場所を探すことになる。幼い頃に乗った湘南電車(東海道線)から見た、海に面したみかん畠の斜面が心に残っていたらしい。ご縁があり、手に入れた根府川の山。

柑橘山と名付けた。

   

  出迎える明月院の門。

入ってすぐに夏至光遥拝100メートルギャラリー。


    太陽の夏至の日の出がまっすぐこの方向から日が登る。もう一つは冬至光遥拝隧道。また、石舞台の角は、春分の日、秋分の日の角度。

    彼はこのアートサイトを測候所と、名付けた。

お客様はEnouraObservatoryと書かれた行程が??だったそう。来てみてやっとわかった。

    世界に、こんな場所は見たことが無い、と

大変感動して下さいました。

 

 石舞台。光学ガラスの能舞台。

  根府川石のステップひとつひとつが彫刻のよう、

屋久杉の大テーブル。


海景の、写真に外の山形映り込む。

竹林、斜面にたくさんの小花が咲く。

そして春日大社をお迎えしている。

  斜面を下り、1番下の竹林も全て歩きました。

感性豊かなお客様と、いろいろな気づきを教えてくれて、素晴らしいひとときでした。

   

   タクシーを12時5分に予約していて、一気に早雲山へ向う。お客様のホテルの朝食のボリュームがあったそうで、途中、コンビニに寄って飲み物と、おやつ、おむすびなど、軽食を買ってお昼にすることに。時短になり、ちょうど良かったです。

  

   富士屋ホテル近くの嶋写真館のウインドウ。チャップリン、ジョンレノン。タクシーをちょっと止めて車窓から。


   曇り空からだんだん晴れてきて、富士山が見えた時は、私まで興奮して歓声を上げてしまいました!!


   予定より早い海賊船に乗れて箱根町で下船。

丸山物産で寄木細工のデモを見せていただく。ここだけのダントツ工芸品。箱根関所を通り抜けて、恩賜公園のバス停へ。ピンク色の藤の花。山には高い木に紫の藤が花を咲かせていました。気温が下界より低いのですね。


   バスで二の平入口下車。ご希望のあった箱根彫刻の森美術館へ。ここでは、妻と見て歩きたいから、Nobuはここで待ってていいよ。って。地図を見て、おすすめの回り方と、見どころを説明して1時間のフリータイム。

   確かに、お客様だけで語らいながら見る方が楽しいですね。次回から、相談して、そうしようかな。

   私は、室内展示室2階で、ブランクーシの彫刻。男女が抱き合ってる、ほっこりする彫刻。彼は6個作品を作っているそうで、これは最初の作品を型にして、モールドで作ったものらしい。(写真は撮れない)↓先週、アーティゾン美術館で観たブランクーシのポスター。

   お客様が気に入られた、シンフォニー。



    お客様は明日帰国なさいます。お友達にも推薦するよ、と、仰って下さいました。嬉しいなぁ。

  こちらこそ、エレガントななお客様とご一緒できて、素敵な一日でした!ありがとうございました!💕


   小田原駅の魚国さんで、一人、打ち上げ?!

美味しい白鯛の煮付けをいただいて帰りました。