アートのこしの先生の「アートクルーズ2024 麻布台ヒルズと泉屋博古館東京」に参加しました。

 昨日は雪が降りました。


    今朝は雪もやみ、電車はちゃんと動いて、六本木一丁目に無事に集合!

  私は、ジム仲間の友人Iさんと参加しました。先生は奈良から、参加の方も無事に到着されました。

  地図で場所の確認!ホテルオークラや、スウェーデン大使館の近くです。

  


  泉屋博古館。クッキーのいずみやでなくて、せんおく と読む。住友家の持つ美術品の美術館で、大阪にもあります。この日は漆の美術でした。

   伊万里焼の染付大皿が、美術館に寄贈されだそうで、素晴らしい大皿の特別展示もありました。

   


   最初の展示ルームだけ、写真を撮影してokでした。展示室1,宴の中の漆芸美。

 1.唐草文梨子地蒔絵提重。手提げになってるお弁当箱?!水筒も内蔵されています。蒔絵が豪華。

2.扇面謡曲蒔絵会席膳椀具から丸盆。

 象彦(ぞうひこ)という京都で有名な漆の職人の八代目西村彦兵衛に、謡曲の楽曲に合わせた絵柄の丸盆を依頼したそう。

   扇の面にそれぞれの謡曲のストーリーに合わせた絵が絵が描かれ。細かな絵柄が、すごく素敵。

   こんなお盆で食事が出てきたら、宴の話に花が咲きそうです!


花鳥文蝋色蒔絵会席膳椀具。

足のついた膳に器が並ぶ。↓本膳。

  30人分のお客様の器。

抱き茗荷の家紋。全体に金の蒔絵が施され!華やか。


第二室は。茶会の中の漆芸美。香りのなかの漆芸美。檜舞台のうえの漆芸美。

   貝を、切り抜いて装飾する細かい細工の施された美しい道具。

   香合という文化もあったそうで、複数の香木を入れる器も、大変細かくお部屋が分かれていて、素敵でした。 

 この中で、酒井抱一に絵柄を依頼されたそうで、酒井抱一さんが、「図柄はこれで良いですか?」と、筆でサラサラっと棗(なつめ)のイラストも書き添えた手紙。受け取られた方は、そのお手紙が趣きがあり、表装して掛け軸にされていました。

  その図柄で漆芸作家に依頼されて完成した「椿蒔絵のなつめ」も一緒に展示室されていました。

   余白を残してつばきが描かれ、とても素敵な棗(なつめ)でした。


 第3室。漆芸の技法。彫漆、螺鈿、蒔絵。 

厚く幾重にも塗り重ねた漆を掘って、その断面の色を楽しむ技。貝を張る螺鈿。金や銀を撒いて漆を上から塗る蒔絵。  

友人は、「野菜盛籠図蒔絵額」が一番なお気に入りだったそう。明治の作品。


  書斎のなかの漆芸美。小さい筆や、筆箱。硯箱、も丁寧に彫刻され、漆が施され、美しいお道具たち。


  後でミュージアムショップに寄ったら、素敵な鳥の絵のクリアファイル。今回展示中とある。え?!どこにありましたか?!と、また第3室に戻って見直しました。

   軍鶏(しゃも)蒔絵文箱(まきえふ箱),

大きさはおしぼりおきくらいの大きさ。受け皿の方に軍鶏の絵が描かれ、蓋は竹細工のメッシュになっていて漆で仕上げてある。

  蓋をするとカゴの中に軍鶏がいるような。お洒落な文箱でした。


  終章。うるしと友に。漆芸品を贈る。

贈ったものはコレクションに残っていないが、プルゼントされた物は沢山残っているそう。

  

   第四展示室は、伊万里の染付大皿。20枚以上の大皿。瀬川コレクションが、こちらに寄贈されたそう。欧州のマイセンなどを旅した時に多くの日本の伊万里焼などが欧州に輸出されていて、欧州の陶器に大きな影響を与えていたことを知り、帰国して北陸で一つの伊万里焼の大皿と出会ったところから、瀬川氏の収集が始まったそうです。ほとんどが江戸後期の作品でした。

  



   各自楽しんだ後、麻布台ヒルズに移動。この辺り高いビルが沢山で東京タワーもまったく見えません。麻布台ヒルズの北東の入り口から入りました。

  この入り口の右手は、レジデンスBが建設中。そして入った場所の上階は、アマン系列のジャヌー東京という高級ホテルが入っている。


   麻布台ヒルズのコンセプト。緑も多く取り入れている。カーブする通路。大きな屋根の下に人々が集う。

   低層部のガーデン棟のデザインやメインの公共空間をトーマス ハザウィックが設立したヘザウイックスタジオ(英国)がてがけた。とにかく私は昨年暮れにガーデン棟を見て、ショックを受けたほど、素敵な。(写真はのちほど。。。)

   


   中央のMORI JPタワーのエントランスのアートは、オラファー エリアソンが手がける。

    グレーの11面対のキューブが繋がり、輪を描く。これは亜鉛からできているそう。輪がシンプルに二重だっり、何重にも巻かれていたり。恒久展示。

    オラファー エリアソンは、SDGsや、地球環境について、深い関心を寄せ、それをアートで可視化して、人々に考えを投げかける。。。ようなコンセプトのアーティストなのだそう。

   うーむ。。。???

   2階から眺めた下から見上げてみる。この1階に31階展望台フロアへの入り口もある。

  


   31階へ行ってみる。全部で60階?!くらいなので中間。

  景色が広がる!東京タワータワーの第一展望台より高い!!Wow!!

   六本木ヒルズの左側に渋谷スカイが、わずかに見える。新宿方面は見えない。

  雪のため閉鎖されて、クルマが走っていない首都高!!珍しいので、写真を撮る。



    ここはお客様を連れてきたいなぁ。

  さて次は庭に出てみました。


   続く。