15時半にオルセー美術館予約。ゴッホ展を開催してきて超人気でこの時間以外sold outだったのです。入り口でカバン、ウエストポーチまで機械に入れて、体もゲートを潜ってチェック。入ってから左手のクロークにコートと荷物を預けました。

  オーディオガイドもWEB予約してあり、借ります。(今回の旅は ほとんどの場所で音声ガイドを借りました。よくわかるし!)日本語があるところと、無いところがある。

   入口から彫刻だけ先にパァーッと観て、また戻って右側の1番の部屋から見始めました。


   左下は自由の女神。アメリカの建国100年を祝いアメリカに贈られた像のレプリカ。作者はオーギュスト.バルトルディ。中央上は色っぽくて物議をよんだ彫刻。オーギュスト.クレサンジェ「蛇に噛まれた女」。モデルの体で型取りした?!と非難を浴びた。中央下 とまで クチュール「退廃期のローマ人たち」大きな絵。右下ははオペラ座の正面に飾られている彫刻。ジャン パブティスト カルポー「ダンス」。依頼されたイメージよりも伸び伸びとした作品を作り上げて、批判を浴びたそう。片手を勢いよくあげて、手を繋いだ人が取り囲み、素敵な像。1869年

  右側の展示室から、緩やかな階段になり、奥の部屋につながる。

   アレクサンドル カバネル「ヴィーナスの誕生」。スキャンダルとなったマネの「草上の昼食」と同じ官展に出品。こちらは、神話を用いているので、皇帝も本当は色っぽいのに認められた作品。1863年。

 右下はウージェーヌ ドラクロワ「ライオン狩り」色彩が大胆!!右下はドミニク アングル「オステリアのマリア」。アングルは正統派で整った絵を、描いていました。

ウィリアム ブグロー

「La Jeumesse et l'amour」(青春と愛)日本語名がわからないけど。。。

右の方がインパクトある!「ダンテとヴエルギリウス」神話。。。とはいえ、凄い筋肉美!


  一階の突き当たりはパリの特集だったようでエッフェル塔が出来上がるまでの写真もありました。

   エスカレーターをどんどん上り5階、印象派へ。大きな時計が出迎えます。

   あーーー!天井の高い展示室。目に飛びこんだのは、エドゥアール マネ「草上の昼食」。1863年。

前に来た時と展示場所も変わっていて、ドラマティック!!!官展で拒否された。

  脱いだ洋服が左に描かれていて、勝ち誇ったような表情の女性がこちらを観ている!!やはり、凄い。迫力があります。


  そして、これと相対するように置かれていたのが、モネの「草上の昼食」1865年。保存状態が悪くて傷み、画家本人によって裁断されたそうです。

  モネはブータンと出会い、彼に勧められて戸外で描木始めたそう。光と影が美しい!優しい絵ですね。


 エドゥアール マネ「花瓶の芍薬」クロード モネ「エトレタットの海」クロード モネ「散歩道」ベルト モリゾ「蝶々を追いかけて」

 モネの絵が続きます。まだ写実的な絵です。


  シスレー、ルノアール、ウバ ゴンザレス、ドガ。

ドガのバレエの絵も何点かありました。独特で素敵です!


  そして、どーん!



  オーギュスト ルノアール「ムーラン ド ラ ギャレット」1876年131センチ 176センチの大きな絵。

  賑わいが伝わる!モンマルトルの屋外のダンスホール。大好きな絵です。ルノアールの描く人々は、ちょっと丸顔で好きです。

  

 次の絵↓。アートセミナーで先生と見た絵の本物に出会えました!


  ギュスターブ カイユボット「床削り」上流階級の家の長男だったそう。ドガの影響を受けたとも言われている。この絵は、労働者を描いていて、サロンに出品したところ、低俗、野蛮と批判されて落選したそう。その後はルノアールに誘われて第二回印象派展に8作品出品したそうで、印象派の画家の絵を見て多く購入もしていました。自らも後半は印象派的に変わったそう。

   
  モネの作品をこんなに!
「サン ラザール駅」下「外光における人物の試み」右下は「 ロンドン、国会議事堂」「アルジェンテイユ橋」「パリ祭」



 「ルーアン大聖堂」連作。1892年から1893年。

同じ教会を描き続ける。ルーアン大聖堂にも行って見てみたい。

  ジヴェルニー。太鼓橋。

「積み藁」

   ポール セザンヌ「聖ビクトール山」

ジョルジュ スーラ「サーカス」

マキシムーラン ルーチェ「パリの街 1971年5月」

  この時点で17時です。作品が多くて、閉館時刻も迫ります。17時半までとなっていますが、やんわりと退出を促すので、18時までいられました。

 ゴッホの特別展は1階ですが、大混雑で今回は入れそうもありません。常設展を、集中して見ています。つづく。