昨日は遠出して、疲れたので、ゆっくり。
4歳の孫はお友達のお家に遊びに行くことに。
午後、割と近いデルフトに連れて行ってくれることになり、午前中、ロッテルダム市内のクンストハル美術館へ、一人でメトロに乗りお出かけ。
メトロで二駅。先日訪れたボイスマン・ヴァン・ベーニンネン美術館のDepoの近く。その横を通り、マース川の近く。前日歩いたショッピング街からも近い。この辺り土地勘ができてきました!
周りの景色を映し出す。緑があり、綺麗な公園。
クンストハル美術館は、企画展を開催する美術館で、主に現代アートを扱う。
建築家は、オランダ、ロッテルダム生まれの建築家、レム・コールハース。うーん、三村先生の授業で名前は聞いたことある。
モダニズム建築を批判.床が斜めとガイドブックに書いてある。プリツカー賞を2000年に受賞している.、クンストハルは1992年。エラスムス橋の向こう側の変わった建物も、この建築家。
コレ
企画展は、アイ・ウェイウェイ(文未未) 人間性を求めて。
大人気のようで.大勢のひとが観に来ていました。
いきなり、斜めの床!
スロープに椅子。アイ・ウェイウェイのインタビュー映像が流れていました。
彼の年表から展示は始まります。
中国にあって、言論の自由が無い。拘束された事もあったそう。アートを通して、様々なメッセージを発信し続けている。
この壺を落としている写真、今年、六本木の森美術館で見ていました!
自転車はハンドルとサドルが取りはずされていて、もはや動けない。
靴をつなぎ合わせてあるのは、職人の手仕事への尊敬。
中国が一気に近代化して、大切なものを失っていないか?!と問いかけているのか。
FUCK!と.有名建物の前で指を立てる写真。天安門前で。ホワイトハウスの前で。大きな権力に立ち向かう。
2018年。大地震が起き、劣悪な建築だった小学校が崩落。多くの児童が亡くなられたそうです。アイ・ウェイウェイは真っ先に駆けつけて、惨状を忘れてはならないと。この、一見、ヘビ?!と思える頭上の巨大ならない作品は、児童のバッグパックをつなぎ合わせたもの。
他にも崩壊された古来の仏像や。近代化により取り壊された建物のブロック。土。
巨大なアンディウォーホルを思わせるレゴの絵。コレも、、動物の後ろに有名建物が。
先の作品と同じ意味合いをもつ。
うさぎの後ろには鳥居。靖国神社?!
ルネッサンスの絵画に、パンダが!
トランプ大統領が、選挙は無効だ!と訴えた。ポストが問いかける。
近代化、コンクリート化で失われる木製のもの。それならばいっそ、大理石で作ったら?!
消化しきれない深い展覧会でした!
横から見た建築物。
子どもの送迎が終わった息子が迎えにしてくれて、デルフトへ。
つづく。