Facebookで、香取神宮の神徳館にて23日から26日まで、奉納盆栽展を開催していると知り、ちょうど、香取神宮へ行く日でしたので、伺ってきました。

 普段は閉まっている登録有形文化財の勅使門が開いていて、そこを通り抜けます。新しい綺麗な建物です。 



 入口の大きな梅の盆栽に圧倒されましたが、会場は、ゆったりと作品が展示されて。ゆっくり、一つ一つ鑑賞できました。

 金屏風の前の、この盆栽は、貴重盆栽。

黒松。銘「明月」。

 第87回国風賞。今年が97回なので、10年前の作品。貴重盆栽は、300年以上前から、大事に大事に、引き継がれてきた作品。

 こちらも現在は、千葉県成田市の方のところで育てられているけど、ついこの前まで名古屋市に。その前は神奈川県の方の手元にあったそう。

 葉が生き生きとして、今なおパワーがある黒松。


 

 こちらは真柏。

半分枯れているところが白くなっている。

こちらも貴重盆栽。


 冬の姿の紅葉。 枝先が細かく分かれて、根がしっかりと大地を捉えている。



 盆栽の鑑賞の仕方、見方を教えて下さいませんか?と、受付で尋ねたら、奥から出てきて、いろいろ教えて下さいました、先生の作品です。

 

 野梅。庭に植えてあった梅の木を、お父様の世代で掘り上げて盆栽に仕立てたそうです。、

 


 作品の趣に合わせて、添え物を決めるそう、

 また少し小さい中品盆栽は他に2個添えてバランスを取るとか。

 こちらは、今年の国風展の作品。 




 合わせる石は、水石と呼ぶそうで。まるで菊の花が咲いたような模様の石もありました。

 


 良いものを見せていただきました。

教えていただけて、嬉しかったです!