前日の夕方に京都から大阪へ移動。なんばのホテルを宿泊。
朝5時45分にホテルロビーに集合。今日からツアーでお世話になるMガイドさんが、前泊の方に声をかけてくださり、一緒に高野山へ向かいます。心強いです。8名くらいご一緒でした。
南海難波駅。高野山まで1390円。6時発の南海高野線 急行で極楽寺へ。途中駅で大阪から参加のガイドさんも加わり、初対面同士の皆様ですか、同じガイド仲間!すぐにお話が盛り上がりました。
極楽寺から高野山はケーブルカーです。橋を渡って極楽浄土に行く気分。
バスで千住院橋へ。
宿坊は歩いてすぐでした。普賢院へ。立派な門が迎えます。
枝垂れ桜。
玄関の前には、百日紅。樹齢250年とか。立派な枝振りでした!
お部屋で一休みして9時半に出発。
大門から出発。これは、高野山の参詣道の町石道からくる道で、結界。ここから先は神聖な場所。
卒塔婆型町石。
高野七口と言って高野山至る道は7つあったそう。中でも町石道は、主要ルートで山麓の慈尊院まで、壇上伽藍を起点にして1町 109メートルごとに建てられたそう。180基。壇上伽藍から奥の院まで36基。これは六町石。当初は木製だったがやがて朽ち、鎌倉時代に石の五輪卒塔婆が建てられ、ほぼ完全な形で残っているそう。
これは6町石。壇上伽藍から約600メートル。凡字が書いてあります。
大門の左脇には、弁財天の鳥居。元々の土地は土地の神様が守ってきたもの。そこに寺を建てることで神様にも守ってもらっている。高野山は仏教の聖地ですが
中に鳥居があちこちにあり、驚きましたが。日本では、神も仏も共に存在する。
枝垂れ桜に思わず、うっとり。
壇上伽藍へ入るところの中門。1843年の江戸の大火で焼失して無かった時代が長かったそうですが、2015年に再建。八代目になるそう。
中門に四天王。表側の2体はオリジナルが運び出されて無事だったもの。右側が多聞天。左側が
持国天。
内側の二天は焼失し、三門の再建に合わせて仏師 松本明慶氏によって作られたもの。
つづく。