JGAの大磯研修。
親しくさせていただいてるRさんが、講師で、H会長が副担当。私も、手伝うよーと、駅に改札で、看板を持って道案内を ちょこっとお手伝い。
秋晴れです。大磯駅。関東の駅百選に選ばれたそう。
駅舎の中も、ちょっとクラシック。
ガイディングレシーバーで、Rさんが丁寧に説明してくれています。最初の目的地は、
聖ステパノ学園。
創設者は澤田美喜さん。三菱財閥の岩﨑弥太郎の孫娘。第二次世界大戦後、主として在日米軍将兵を相手にした日本人街娼などが出産した混血児で親に捨てられた孤児をエリザベス•サンダース•ホームに収容して保護、育成なさったそう。
門のなかのこちらまで入らせてもらいました。小高い山になっていて、トンネルがある、トンネルの向こうは子どもたちにとって、安全、安心な安らぎの場所。ここを1歩でもでると、差別や厳しい社会だったそうです。
昨晩、NHK ETVで、同様の愛護施設で育った方々の特集をしていて、録画して観ましたが。差別を受け、いじめられて、就職も大変で大変だったそう。それでも、番組の調査のお陰で、現在では70歳超えて、肉親がいることが、わかった方や、妹の里親と連絡が取れた方。涙が出ました。この番組を録画できたのも、大磯研修のお陰です。
表に出て歩き始めると、洋館があります。大正元年に建てられた洋館で、ツーバイフォー工法の住宅としては日本で最も古いそう。今は人気のイタリアンレストラン 大磯迎賓館です。お花の仲間がこちらなら庭のメンテナンスをしていて、この日もクリスマスの飾りで綺麗にしていました。
さて、さざんか通りという道を選び道を下ると、地福寺。ここは、嶋崎藤村のお墓がある。腹に訪れた時は見学しましたが。本日は、通り過ぎ道なりに右へ。茶色い塀が見えてきます。
先ほど見学した聖ステパノ学園の裏手になります。子ども園あおばと、エリザベス・サンダース・ホームの入口もある。特徴ある土の塀が続きます。
壁が終わった左手は切り通し。
私たちは左手に折れて国道にでます。こう見えて、東海道です。老舗の和菓子屋さん。
西行にちなんだ、西行まんじゅうが有名。まだ食べたことないけど。
その道の反対側の、三角コーナー。
こちらに同志社大学創設者の新島襄終焉の碑があります。体を壊され、大磯で静養していたが亡くなられてしまったとのこと。毎度は命日には、同志社の卒業生が大勢集まり供養をなさるとのこと。
この裏手には、江戸時代の東海道の宿場だった様子の絵があります。
ここの道の入り口に照が崎海岸入口。
医師の松本順が、大磯を両用目的の海水浴地として、世間に広めた場所です。
富士山が見える!
馬は真っ青!
ここは、春先にはアオバトが飛来して、海水を飲むそうです!!
ミネラルを補給するために、海水を飲むそう。その季節に来て見てみたいです。
明治の時代ほ海水浴の写真も飾ってありました。
江戸時代の宿場町町だった大磯が、明治期になって別荘地として、人気になったのは、松本順氏が、海水浴が病気の治癒に良く、療養所もこの地に開設したから。歴代の首相が別荘を構えることになった原点がこの場所にでした。
つづく。














