研修貧乏のわたし。本日もオンライン講座。
秀吉の時代から公認の歓楽街として認められたのが、京都の島原。
 江戸時代は、幕府公認の島原は、頂点だったそうです。祇園、先斗町は後からできてきたそうです。
 昨年、たまたまお客様が泊まったホテルが島原にあり、島原大門(おおもん)を見て、ただの町ではないなぁ。と、帰ってきてから、町の歴史を知ったのでした。
 オンラインで、その大門から。出口柳、さらば垣など。そしてすこし手前に思案橋。この門をくぐれば中は夢の世界だったそう。江戸時代は、公家や大名、豪商がお客様。幕末は新撰組なども訪れていたとか。

 太夫は女性の技芸の最高峰で茶道、華道、和歌、絵画など、桶屋の主人が金に糸目をつけずに太夫さんに教養を身につけさせたそう。
 実際に、太夫道中を再現した歩き方から、ご披露してくれました。

禿(かむろ)ちゃん。太夫の見習い。背中に使えている太夫さんの名前のたれ。
 お客様に初めてな顔見せの「かしの式」や、お茶のお手前、胡弓、いにしえの舞などを見せていただき、あっという間の1時間。休憩をはさんで、太夫さんに髪型や着物などお話いただき、元禄時代からのり輪違屋さんのおもてなしのお部屋もご案内いただきました。


 まいまい京都さんで、リアルに御座敷に伺う講座の時は北海道や遠方からのご参加もあったとのこと。機会があったら、伺ってみたいですね。