磯子に行く用事が終わり、そこから近い、三渓園へ行ってみました。
 横浜大桟橋からも近く、海外からのお客様をご案内するのに距離は良い感じ。
 先日、テレビのぶらぶら美術館で放送していたので、行ってみたくなりました。
 以前訪ねた時は、池があり、山の上に三重塔が見えることしか覚えていなかったけど。

 パンフレットより、。。。
 明治から大正にかけて、製糸、生糸貿易で財を成した横浜の実業家、原三渓(本名 富太郎)が、東京湾に面した 三の谷と呼ばれる谷合に作り上げた、広さ53000坪の日本庭園。京都や鎌倉から集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然が見事に調和した景観がみところとなっています。
 平成19年に国の名勝。庭園全体も文化財と位置づけられたそうです。

 京都や、各地の名建築を移築してる、とか、前は興味なかったことが、自分の興味が出てきたのですねー。
 入り口横に専用の駐車場もあり、車を止められました。コロナの無い時代は土日は、大変混雑してバスも乗れないほどだったとか。
 この日は、再開したばかりのようて、訪れる人も少なく、静かな三渓園を楽しめました。

 花菖蒲の季節。

 鶴翔閣。三渓が、住まいとして建てた。こちらは、貸し出しできる施設で、この日は貸し切り中です入れず。


三渓記念館の奥の御門を通って内苑へ。この御門は東山の西方寺にあった薬医門だそう。
その奥に臨春閣。、紀州徳川家初代藩主の頼宣が、和歌山、紀ノ川沿いに建てた別荘建築。

番組で撮影されていた臨春閣は、修復工事中で覆われていました。

 秀悦好みの屋根がついた橋の途中の建物は見られました。

 この奥の山を登ると月華殿。これも江戸時代の建物で京都の伏見城にあったものを移築。金毛窟という三渓の構想による一畳台目(1.8畳)の茶室と繋がってる。
 その手前に置いてある大きな石は、伝、東大寺の礎石。(伝、とあるのは、そう伝えらているってことかな。




 

三重塔も京都の燈明寺からの移築です。
高い山をこしらえて、その上にランドマーク的にたててあり。眺め良い。

この奥に松風閣があり、外側へ展望台。富士山がこの方角に見える。今日は見えない。


 この展望台のあるあたりに、蝶々が沢山群がってる場所があり、アオスジアゲハ、アゲハ蝶、シジミ蝶。しばし蝶々がひらひらするのを見て、山を降りました。


 山を下ると、飛騨の白川郷から移築した合掌造りの大きな家。スマホがバッテリー切れで(予定に無かったお出かけのため、予備も持っていなくて)
写真無し。最大級の大きさだそうです!

 ゆっくり3時間くらい散策できました。
 帰り、元町に向かうと上空を沢山のヘリコプターが行ったり来たりしてる。何か事件?!海で催し?海の日でも無いし。海で事故?何かあったに違いない。
 大桟橋に停泊の客船飛鳥IIが、火事だったそう!! コロナ以来営業はしていなくて、停泊中だったらしい。大変でしたね。
 私はヘリコプターがお互いぶつからないか、ハラハラした。
 夜のニュースでは、ヘリからの映像が使われていました。