お天気良く、お出掛けしたい母。実家に行ってから、息子の家に母からの誕生日プレゼントを届けた後、駒場の日本民藝館へ。
 昨年秋にガイドで、河井寛次郎舘を訪れ。この2月に益子を訪れて濱田庄司と河井寛次郎、そして柳宗悦が民藝運動を起こして、美術品でなく、日常にあるものに用の美があると、各地の民衆の間で使われている物に美を見出して、全国に拡めたとのこと。
 コロナウィルスでどこの美術館も閉鎖したきるなか、こちらは開館していました。
 思ったより大勢の人が訪れていました。
中央に吹き抜けがある作りで、回廊で繋がれた部屋がいくつかあり、展示がしてあります。
 足の悪い母と伯母と言ったので、伯母たちは裏にあるエレベーターで2階へ上てくれました。2階をみ終わると、またインターフォンで呼んで階下へエレベーターを使わせてもらいました。
 沖縄の壺屋焼き(やちむん焼き).金城次郎氏の作品や、紅型の着物の展示もあり。、また、沖縄の焼き物にインスパイアされた、河井寛次郎や濱田庄司の、見た目やちむん焼きみたいな、陶芸作品も!あり。びっくりしました。
 ガイド仲間からの情報によると、壺屋焼きが廃れて来たときに、河井寛次郎や柳宗悦が 沖縄の焼き物を皆に広めて、廃れないように盛り上げたそうで、民芸館と壺屋焼きはじめ、沖縄民藝は、縁が深いそうです。
 特別展、祈りの造形、という展示では、厨子甕(じーしがーがーみ)という、かなり大型の骨壺の展示。火葬が一般的になるまえ、沖縄では風葬が一般的で、骨を洗ってからこの大きな骨壺にいれたそうです。また、夫婦や家族の骨を同じ甕に入れたことから大きなもなのだったそう。
 珊瑚や陶器で作られたそれは、大変凝っていて、のちに美術品として飾られたりするようなもなったそう。
 火葬が広まってからは、もう少し小さい骨壺になり、かつて友人たちと沖縄訪問しだ時に壺屋通りで美しい骨壺を沢山見たことを思い出しました。また沖縄に行きたいものです。壺屋博物館が、通りの入り口にあるそうで
見に行きたいです。
  展示室には、先日焼失してしまった首里城再建の募金箱もあり、早速小額ですが、募金してきました。