生中継で観ましたよ。
日吉記念館での卒業式。YouTubeの生配信で観てました。
コロナ以来、会場の混雑を避けるため、午前の部(経済学部、他)と午後の部(文学部他)に分けて開催。
自身の卒業式も昨日のことのように思い出されます。
慶應義塾卒業の栄誉に授かった各学部卒業生の諸君にお祝い申し上げます。
わが学部は午後の部なので明日改めて観ます。
塾歌
今回からマスク着用者のみ斉唱可能。
私は、マンションの自室で結構声張り上げて唄いましたよ。
学位記授与、表彰
各学部ごとに代表者(いわゆる首席)が学位記を受け取り、その後、学業、スポーツ、社会活動などで顕著な卒業生、在学生に与えられました。
その受賞者のなかで、私の目を引いたのは「奄美の島唄シンガー」の茉倫(まりん)さん。三線を弾きこなし島唄を唄う。
塾長祝辞
慶應義塾の精神である独立自尊、またコモンセンスという福澤諭吉がたびたび口にしていたキーワードから贈ることばを展開。
当たり前のことをやり遂げることによる成果について起こすことが革新性を生むということに共感しました。
何も、誰も思いつかなかったアイデアのみがイノベーションではなく、組み合わせたら、あるべき姿を追求することがイノベーションの主体であるという考え方は全く正しいと思います。
塾員祝辞
塾員(卒業生)から医学部卒業、日本人女性初の宇宙飛行士の向井千秋さん。
ダイバシティの大切さ、また一人一人がアイデンティティを持ち慶應も一つの故郷であるという帰属の大切さは海外にいるからこそ強く共感しました。
卒業式がこうして観られるのはありがたい。
新鮮な気持ちになるし、塾長や来賓の祝辞は自分の今を立ち止まって考える機会を与えてくれます。
午後の部もあとでじっくり観ます。
改めて、ご卒業された皆様、おめでとうございます。晴れて塾員となり今後それぞれの場でご活躍されることお祈りします。
ところで
早稲田大学の卒業式は総長他教員はガウンとモルタルボードハット(角帽)のアカデミック・ドレスに身を纏い、管弦楽団による演奏。欧米の大学の感じです。
一方、慶應は世間のエレガントなイメージに反して、塾長初め教員は普通のスーツ姿、演奏は学ラン姿見の応援指導部という硬派で無骨な印象。でも、その感じが好きだな。