2022振り返り | 駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

米国、一時フランス、中国、米国再駐で通算25年加算中。慶應大文学部卒。経営ノウハウの学術化を目指し、仕事の傍ら米アイビーリーグのブラウン大学の大学院で勉強してます。
延べ21年目のアメリカAnother Skyから発信します。

大きな変化の年


アメリカでは14時間遅れで大晦日になりました。日記のような取り留めのないブログにお付き合いいただきありがとうございました。日々の生活や仕事など色々なことへの励みになりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

2022年、ちょっとだけ振り返っておきます。



慶應義塾大学

最初のアメリカ駐在で経験した経営改革を集大成化したのが始まりでした。帰国後の国内拠点、代表として就任した中国法人での実践したところ、同じように業績の改善が再現、「こうすればこうなる」ということはかなりの確信をもっていえるようになりました。すると、それは何故?という問いが次に出てきました。ビジネスツールは人や集団に働きかけるもの。それが人や集団にどう働き、どのような原理で気づきやイノベーションを生み出すのか。その原理とメカニズムを組織行動論や心理学的に解答を与えたくなりました。

そう思い、慶應義塾大学に入学したのが2017年。





そして2021年9月に人間関係学の学位を取得しました。


卒業式は22才の卒業生に混じって日吉キャンパスで。凄い経験させてもらいました。








今は慶應で書いた論文の延長線上でアメリカの法人で実践しながら研究しています。

まだ未定ですが、大苦戦中のアメリカの法人が軌道に乗るころに大学院で研究し、組織行動論関係の修士を目指したいと思っています。念頭にあるのはハーバードかブラウン。夢が叶うといいな。




Grandson 

昨年生まれ、十勝で育つ初孫は11月に1才に。

アメリカ渡航前に初めて対面。

最近歩けるようになり、いろんなことに興味を持ち始め毎日送られてくる写真や動画を楽しく見ています。










昇格

4月に昇格。当社の役付で役員級の待遇へ。

この時点で本社の統括部長から次のポストへの異動は予測。本社の役員か主要海外法人の代表格。



移駐。アメリカへ


6/23の株主総会後、予想通りのポストへ就任する辞令が発令。

困難の最中にある事業規模の大きな海外法人のCTO兼副社長に就任。アメリカ人社長と二人三脚で事業再生に頑張ることに。



成田からボストンへ。











最大のゴールの達成

かつて18年間住んでいた地。その玄関口の懐かしのボストンは9年ぶり。

懐かしさより、帰ってきた感覚しかなくスッと普段の生活へ。




会社の経営上の課題は大きく3つ。一つ目の足下の最大の課題は年内にあるKPIを130%まだ引き上げるという目標を達成すること。

就任の翌月プロジェクトを立ち上げました。

3ヶ月で達成するという果敢な目標でしたが、3ヶ月目の10月に達成。今月はあと1日ですが達成確実なので安定的達成の目安となる3ヶ月連続となる見通し。1月に集結宣言し、今並行している二つ目の課題に加えて三つ目を本格稼働させる。

2023年には三つの課題達成で経営改革に目処をつけたいと思ってます。



何と絵を描き始める

自宅から3分のところにあるペイントバーなるユニークなコンセプトの店に入って猫の絵を描いたのがきっかけ。

中学生以来の絵を描いて、「えっ?自分、絵描けるの?」という自己発見以来引き込まれ。

近所には美大の雄、RISDがあり芸術環境が整っていてその世界に入りやすい。


どうせやるならと、油絵に挑戦中。3ヶ月ほどのど素人ですが、楽しい。


















2023年の抱負

先ずは仕事。

前述のとおり。何が何でも達成。

一つ目の課題の達成は既に慶應で書いた論文の検証ともなる。今回はそれも念頭に経営改革を指揮しているので、質的データーも揃えながら進めています。


学業

仕事を優先せざるを得ないのですが、常に念頭に。

目指すはハーバードかブラウン。どうせなら。



絵という息抜きを得たのが大きな宝。いろんな絵に挑戦したいな。