ぼくは基本誰かと遊ぶのが好きで
ひとりよりふたりというタイプですが
プラモデルが趣味と言うこともあり
別にひとりでも楽しんでいます

模型作りは俗にガンプラモデラーでしたが
現実に戦争が起きているこの時代に
兵器であるガンダム作って
カッコ良いと喜んでるのも品が無いなと
ふとアタマをよぎったりすることもあり



こんなガンダム界の名場面も
このお腹に操縦席のあるジムのパイロットは
この時どうなってしまったんだろう?と
どーしても要らんコトを考えてしまう

先の大戦時わが国のとった神風特攻隊作戦も
以前はそのドキュメンタリーなどを観て
さまざまな想いに駆られたりしましたが
目を背けたりはしないけど
今はもう『ツラい』一択だったりもする


命や子供の意味が自分の中で
変わったのかもしれない
ぼくはバカ左翼じゃないけど
戦うべき時は戦うべしと思ってるけど
思い通りにならないなら力尽くでとは
まったく思わないんだな


そんなこんなでね
最近はクルマのプラモデルに手を出した



フェラーリ(笑)

ま、これは正確にはフェラーリじゃなくて
フェラーリを改造したケーニッヒという
スーパーカーなんだけどね



少しだけ自分の話になるけど
ぼくはかつてクルマの世界に
どっぷり浸かっていた
その世界から去ってもう何年も経つ

やっと楽しくあの頃を
思い返せるようになった


ガンプラにはガンプラの
カーモデルにはカーモデルの
独自のテクニックやノウハウがある

ぼくはガンプラモデラーだから
ガンプラ作ってりゃそこそこイケるんだ
ぼくにとっちゃガンプラ界は
ある程度ワーキャー言ってもらえるぬるま湯

でもカーモデルに関しちゃ
ノウハウも材料も経験も何にも無い


新人だ、初心者だ


良いな
この歳でも新しいことを始めれば
いつだって初心者になれる

うまく出来ないほど楽しみは深い



仕事を終えて帰宅し
お気に入りのコーヒーを淹れて
アルビノーニのアダージョをかけながら
フェラーリを眺めて煙草を燻らせる




コーヒーじゃなくて
バーボンでもやりたいところだけど
ぼくのようなダメ人間には
ひとりで飲む酒なんて上等すぎる