全国640万人の自炊料理家にとって
牛丼の吉野味再現は
もはやひとつの確固たるジャンルです


それゆえネットには
さまざまな再現レシピが溢れてる


そこでぼくもやってみよう

再現するのは吉野家じゃなく
牛丼カツ丼の“どんどん”にしよう




この“どんどん”
かつて我が故郷の百人町にもありました
今はもうありません

まだ百人町が隣国に蹂躙される前の
古き佳き昭和の時代です

どんどんではたまにお店の前で
50円割引券を配っていて
それに釣られて食べに行くと
会計すると次の50円割引券が貰える

だからまた食べに行くという
後にかつやも採用したシステムを
いち早く取り入れていました


それをぼくらはどんどん地獄と呼んでいました


たしか数十円、当時は吉野家より安く
50円割引券でその価格差は決定的となり
牛丼と言えばどんどんと言うのが
我が母校での常識でした


ある時、学校帰りに同級生のぶーちゃんと
どんどんで牛丼を食べたんですが
ぶーちゃんたら先に牛肉全部食べちゃって

変な食べ方するな・・・

って思ってたら残ったご飯に
卓上の七味唐辛子をかけて食べてました

ふぅ~んと思っていたんですが
お店を出た後にぶーちゃんは
どんどんのふりかけは辛いって言ってました


そんなどんどんの牛丼完全再現




出来ました!


完璧です
あの頃好きだったどんどんの牛丼です


お肉は中野ブロードウェイの宝屋さんの
グラム138円の激安アメリカ牛切り落とし

このお肉を見つけなければ
牛丼を作ろうと思わなかったと言っても
過言ではないほどぴったりなお肉です

気になるレシピは・・・


えっとね~

お酒と醤油とみりんとダシダと・・・
ニンニクと生姜と・・・・

えっとえっと────忘れた!(≧∇≦)


もちろんどんどんの牛丼の味も
まったく覚えていません

なのに完全再現
天才だと思います(・∀・)