いつまでもあなたへ。

いつまでもあなたへ。

愛していない。
いつも嘘をついていた。


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山の遊園地からの帰り道、ママの腕の中で見た夢の匂いだ。

明日の遠足が雨にならないか心配で、眠れなかった夜の匂いだ。

血塗れの床で、愛を数えた途方もなく遠い眩暈の匂いだ。

桜の下で君に会えた昨日を想い出して微笑んだ優しい匂いだ。

君は今頃何をしているか考える今日も、また想い出に焼き付いて、私の中で生きていく。

君がいない季節をずっとずっと歩いていく。

優しい明日を祈りながら。

穏やかな心を願いながら。

愛と呼べる手を繋いで。



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優しい雨が降り続いて

私の体温を奪い

温かさと言うものを教えた

忘れたわけじゃない

忘れるわけがない

だけど

今夜降り注ぐキスの嵐

ただこの眼に映るものを呑み込んで

優しく私を濡らして

数え切れない愛してるの言葉が

どうかここでひとつになれるように

祈りながら

果てしない時の最期を見たような気さえ

誰も引き止めるものはいない

夢色の明日を歩いてる

右手を預けて

随分遠くまで来た迷子の帰り道

今まで見てきた景色を話しながら

さあ もう笑って

帰ろう


胸でつっかえて

順番待ちの希望たち

出番なしのわたしの想い

歌えど歌えど

地面に落ちて突き刺さる言葉

壊れてしまえ

願ったって

泣いてる

この瞬間を

切り刻んで 切り刻んで 切り刻んでも

潤いなんかもしない腕の渇き

消えてしまえ

祈ったって

信じてる

馬鹿な私は真っ逆さま

優しい空色

道に咲く赤い花

愛はどっちの色?

落ち過ぎたら今度は昇るのさ

ねえ 教えて

わたしが今ひとりな理由

頼れないものばっかり

歌えど歌えど

届くはずなんかない



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月あかり

透き通るような声で

終わりを告げてくれて

ありがとう

明日は来るの?

明日は来てくれる?

頷けないわたし

何も言わない冬の風

こんなわたしが生きているなんて

あなたに恋して

ごめんなさい

どうかどうか

月明かり

せめて照らし出して

わたしの罪を

透き通るような声で

大切なものぜんぶ

そっと守って

明日は来てくれる?

届かなくても

気付かれないように

あいしてるを

透き通るような声で

透き通るような夢へ










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生まれて産声をあげて 泣き止んだ。

ママがいない時は 誰かがいる事を知った。

パパに叱られて 愛を覚えた。

自転車に乗れるようになって

逆上がりもできるようになって

甘いお菓子も作れるようになった。

友達と話すと1人じゃないんだと感じて

男の人を愛して 女になった。

愛を手離しては

それ以上の何かがあるのだと信じて

誰かを傷付けて 傷付いた。

死にたくなって 生きたいと想った。

会いたい人がたくさんいて

それでもいう事をきかない身体と心に

大丈夫だと言い聞かせた。

強くなりたくて

我慢を覚えた。

強くなりたくて

泣いてはいけない事を知った。

覚えておけ。

忘れちゃいけない。

いつもひとりであることを。

求め始めたら

あれもこれも。

きっと苦しいばかりなんだ。

今以上に。

夜を越えれば朝が来る。

大声で愛してると歌えただろう?

この先もきっと大丈夫だから。

大丈夫だから。

今までと変わらず

大丈夫なんだ。


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