私が多発性嚢胞腎と診断されたとき、
母も一緒に病院にいて、3ヶ月の息子を抱っこしてくれていました。

待合室で待っていた母に
「お母さんと同じだって」
と言ったら、やっぱり~と。

驚きもショックを受けた様子もなく、
結石が合併症とわかっていたから
その時点で察していたのかな?

母は2~3年前に多発性嚢胞腎と診断されました。
きっかけは、なんと『目』

急に視界が一部へこんで見えるようになり、
眼科を受診したら、高血圧によって目の中の血管が破裂したとわかり、
さらにそこから色々調べて、腎臓にたどり着きました。

本当は、もっと前から嚢胞があることはわかっていて、
定期的に検査するよう言われていたのに、
症状がなかったから検査に行かなかったらしい。

気付いたときには、腎機能20%程度。
サムスカを飲み始めた頃、腎結石で2回入院→手術。
腎機能も今は16~17%の透析ぎりぎりライン。
移植を勧められたけど…ドナーになれる人がいない。。。

私も当時はまだ診断されていなかったから、
ぜひ提供したかったし、父や姉、誰でもいいから
正常な腎臓を母に提供して欲しいと思っていた。

でも、私や姉は遺伝の可能性があるし、
父は提供するには抵抗があると…。

父を説得しても、母が受け入れなかった。
夫婦の問題らしく、私にはあとどうしようもできなくて何度も泣いた😢⤵

移植って簡単に言うけど、
当事者になればお互い思うことがあるんだろうな。。。

だからこそ、夫が私の病気がわかる前から
「もしもの時は、腎臓の1個や2個あげるから」
と言ってくれることに心から感謝している。

…なんて、いざとなったら嫌って言われたりしてね😅