優「えー、ここから
僕のターニングポイントになった曲
この曲を書いてから、一歩進めた気がする
そんな歌を二曲続けて
歌いたいと思います、

まずは1曲目、
CANDY」




CANDY



まさか
まさかこの曲をするとは。


曲紹介を聴いた瞬間
思わず「‥‥!!」と声にならない声を上げて
仰け反ってしまいました

ツアーで聞くのは二回目。

BREAK MY SILENCE
のツアーで聴いていましたが

アルバム曲ということもあり
もう二度と生では聴けないと思ってました


高橋優のファンにとっても思い出深い曲
ではないでしょうか。

優さんがいじめられていた小学生の頃の
経験をもとに書かれた楽曲。


前回聞いた時は
優さんの歌ってる時の表情に思わず泣いてしまいました


今回は
後ろに映像が映し出されました

ノートに手書きされた歌詞が、
淡々と映されて
その歌詞を見ながら聴くと
余計に辛くなります


幼い少年の心に刻まれた
過去の生々しい傷跡。

それを真正面から見せられているようで
思わず目を背けたくもなるけれど
これが彼の辿ってきた道。

まさに「来し方」


この曲を歌うということが
高橋優にとってどんな意味をなすのか
それを理解することはできませんが

でも、その記憶を乗り越えた彼が
歌う度に強く優しくなっているのは伝わる

高橋優を語る上で
欠かせない歌だと、改めて思いました



駱駝

今回のセットリストは本当に良い!!
素晴らしかったです、、

しかも、CANDYの後に駱駝

優さんの顔が一気に朗らかになって
会場の空気も柔らかくなって

イントロだけで笑顔になれました。


子供みたいに笑えるかい?
飾るんじゃなくてありのままで

初めて聞いた中学生の時から
随分時は流れ
気づけば私は
大学生

来年成人です。

あの時と、今とでは
少し聞こえ方も違うような気がしたり。

だけど幾つになっても
この曲を素直に聴ける自分でありたいなと思います


CANDYのような過去を乗り越えてきた優さんが
駱駝を笑顔で歌う

ライブで聞くとより心に染み渡ったし
心が晴れていくようで気持ちよかったです

大人は馬鹿だから
世間体なんてカスだから
常識なんてのはクソだろう?


いつまでも高橋優には
この曲を笑顔で歌っていてほしいです



光の破片

この曲からは

「行く末」ではないでしょうか。

ミラーボールがステージの上に現れ
会場をキラキラと照らします

まるで、
色とりどり輝くビーズのように
客席がキラキラとしていて
美しい景色でした。

優さんを見つめるみんなの横顔が
光に照らされていて
優さんはまるで光そのもののようで。

まるで映画のワンシーンのような美しさの中
少しずつ見えてきたライブの終わりを感じ
寂しくもなった瞬間でした



曲が終わると
大きな拍手。

優「えー、
最近、新たな幸せを見つけたよ〜って人とか
新たな命が生まれたよ、なんていう
素敵な報告をもらうことが増えました

そんな人たちに
「これからも頑張ってね」とか
「もっと幸せになってね」
みたいな言葉の代わりに
なにか伝えられないかなと思いました

その生まれてきた新しい命が
大きくなった時
こんなことを言っていたらいいな

そんな思いを込めて書きました」


産まれた理由

曲が始まると、ステージ後方に映像が。

すごく柔らかい絵で
この曲のストーリーを辿っていきます

イントロが始まった時

あ、やばい

と思いました

泣きそう、と。

そこにアニメーションも重なって
もう既に目がうるうる。

子どもが生まれて、
その子どもが少しずつ大きくなっていく
そんな日々が子どもの目線で描かれた映像

ねぇお父さん
お父さんはどうして
お母さんを好きになったの?

ねぇお母さん
お母さんはどうして
お父さんと結婚しようと思ったの?



歌が始まった瞬間、
頬が濡れたのを感じました


今回は泣く予定なかったんだけどなぁ(笑)


自分の両親の顔がふっと浮かんで
急に恋しくなって。

一人暮らしをはじめて
親と会うのは年に数回。

ホームシックになることはあまりないけど
たまに
声が聞きたくなったり
抱きしめて欲しいって思ったりします

あまり人に心を開かない私にとって
両親はやっぱり特別で
ここまで私のことを愛してくれる人は
両親以外にいないといつも思います

私の背中をいつだって押してくれて
きっと仕事は大変なはずなのに
一人暮らしの私に心配をかけまいとする両親


お父さんが冷凍してくれたおかずを
たまに食べると
やっぱり勝てないな〜って唸って

今でも、2人の愛に沢山助けられてます


そんな思いが一気に溢れて
会いたくてたまらなくなって
号泣してしまいました。

目から熱いものが出てくるのを感じながら
実家に帰るのがとっても待ち遠しくなりました


今度帰った時は
抱きしめてもらおう。



会場のあちこちですすり泣きが聞こえました

きっとみんな
感じるものがあったんだろうな。