開演前のアナウンスが流れ


そわそわとした空気漂う会場



この段階で見えている部分では


左右のスピーカー前に

「来し方」

「行く末」

の文字


ステージ上はまだ暗いのですが

ぼんやりと

後ろの壁あたりに

人のシルエットのようなものが

浮かんでました


あの、

THIS IS IT」のパッケージの感じを

なんとなく想像してほしいです



シルエット自体は、ぼんやりとですけどね。



アナウンスが終わり、

みんなタオルを首に巻いたり

バッグをしまったり

準備に慌ただしくなります


すると、

前方右手で一人の男性が立ち上がり


拍手をしはじめます。


しばらくすると隣の人も真似をして立ち、


それを合図に

みんな一斉に立ち上がりました



そして手拍子


初めての経験です

開演前に手拍子で迎えるなんて


まだステージは明るくて

SEの音楽が流れてる中

待ちきれない!とでもいうように


手拍子が響き渡る会場



みんなの手拍子が揃ってきたところで


すっ、、と照明と音が落ちます



大好きな瞬間。



ふわぁぁー!


と、声にならない声があちこちであがり

手拍子が大きな拍手に。



バンドメンバーが登場し、

再び大きな手拍子で迎え入れると

いよいよライブスタートです



センターにはマイクスタンドが1

その後ろが花道のようになっており

ステージを左右に分けていました


上手側には

バイオリン

キーボード

ギター


下手側には

ドラムス

ベース


という配置。


メンバーが揃ったところで


ばぁん!


という音


そして

花道の奥で

右手を高らかにあげる彼のシルエットが

目つぶしで浮かび上がる。



これがもう最高にかっこいい



マイケルかと思ったレベルで


歓声を浴びながら、

マイクスタンドまでをゆっくりと、

そして颯爽と歩く高橋優


いやぁ、かっこいい、痺れた。



これまでは普通にステージの横から

手を振りながら出てきてたんですけども


威厳がありましたね~今回の優さん


最高にテンション上がりました



優さんがギターをからって

マイクの前に立つと

間髪入れず1曲目!!!!




TOKYO DREAM


シングル「光の破片」のカップリング曲


今回のライブ

すごかったのは、演出。


この曲は歌詞が後ろの壁に

プロジェクションマッピングのように映し出されるという演出


(後ろの壁には「来」「末」という二文字が、左右に分かれて大きく刻まれてる)


優さんの曲の中でもトップレベルで

歌詞が多いこの曲


まさに、高橋優節が炸裂した楽曲




血迷っていく時代を見て

ほくそ笑んでいるモンスター

或いはそこのあなた



まるでこちらを挑発するように

訴えかけるように


ギターをかき鳴らしながら

声を張り上げる優さん



一曲目から熱い!!!!めちゃ熱い!!!!



そして後ろの歌詞の出し方が

あまりにも格好よい。


映像化してくれないかなぁ。


文字量がすごいのに

全部身体に入ってくるような


目まぐるしいのに目に焼き付くような



自分が息をしているのか

今どこにいるのか


そんな「自意識」がふっと消えた



そんな不思議な感覚に陥りながら

ライブは幕を開けました