昨日の元号発表後は、この話題で
持ちきりですが、旬な話題なので
今日も新元号について。


漢字2文字の『令和』という組み合わせ。
あなたはどう感じましたか?



聞いたすぐは、違和感を感じまくりましたが
だんだん慣れてきたのか、それとも頭の中で
整理が出来たのか、今では我が家の評価は
『以外に響きもいいよね♡』って感じ。


改めてこの組み合わせを見ると
いかにも日本らしくて、欧米の諸外国では
考えることが難しいのかなって。


『令』

①「命ずる」、「いいつける

②「法令などを世の中に広く知らせる

③「みことのり(天皇の命令)」、
  「君主の命令」

④「のり(法律、規範、おきて)」
  (例:律令)

⑤「布告書(広く国民に知らせる書類)

⑥「いましめ(前もって注意する事)」、
  「教訓(教え)

⑦「おさ」、「長官」(例:県令)

⑧「よい」、「立派な」、「優れた
  (例:令名)

⑨「他人の親族に対する敬称
  (例:令兄)

⑩「皇后、太子、諸侯などの命令文

⑪「しむ(~させる)

⑫「しめば(~だとしたら)

⑬「もし」、「たとい(たとえ)
  (例:仮令、縦令)

日本のみで用いられる意味

⑭「とし(年)」(例:年令)




どちらかというと『固い』感じの言葉の響き。
規則とか命令とか厳しめな感じ。


一方、もう1つの文字の


『和』
①「やわらぐ

 ア:「穏やかな(ゆったりと落ち
    着いた)状態になる
」、「まる

 イ:「(やわ)らかくなる」、
   「しなやかになる(弾力があり
   折れずに柔らか曲がる)


 ウ:「打ち解けてくなる
   (例:平和、親和)

②「なごむ

 ア:「気持ちなどがゆったりと
    落ち着く


 イ:「気持ちなどを穏やかになる
    ようにする


③「やわらげる

 ア:「穏やかになるようにする
    (ゆったりと落ち着いた状態
    にする)


 イ:「わかりやすくする
   (例:表現を和らげる)

④「なごやか(ゆったりと落ち着いて
   いるさま)
」(例:柔和)

⑤「やわらぎ(やわらぐこと。また、
  その状態。)


⑥「合う(考え感じ
  似ている)


⑦「のどか

 ア:「静かでのんびりとして落ち着い
    ているさま


 イ:「晴れて、天候が穏やか
    なさま(落ち着いているさま)


うららか

 ア:「晴れて、天候が穏やか
    なさま(落ち着いているさま)


 イ:「などが楽しそうなさま

 ウ:「に不満などがなく、落ち着いて
    いるさま


⑤「程よい(ちょうどよい程度である)

⑥「の軾(ショク-に設置
  した横木)につけて調子(リズム)
  をとる


⑦「~とともに

⑧「2つ以上のを加えて得た

⑨「応える」、「応じる

⑩「調子(リズム)をわせる

⑪「混ぜわす

⑫「調和する(釣り合いが取れている)

⑬「整え」、「整う

⑭「やまと(日本)

⑮「わ(接頭語。親愛(好きという
  気持ちや親しみの感情を
  いている)の意味を表す)


⑮「なぎ(海上の風波の穏やかなさま)

⑯「にぎ(接頭語。やわらかい、
  詳しいったの意味)





まぁ、どちらも勝手なイメージだけど
固い言葉と柔らかい言葉の組み合わせって
『アメリカファースト』なんて言う国なら
強くいくのか?
優しくいくのか?
どっちにするんだ!
なんて言われそう。


凛とした規則正しい中にも
和み、ゆとりがあって趣が…って日本ぽい。
悪い言い方をすれば、中途半端と
言われかねないけど、そのバランス感覚こそ
日本人の真骨頂かと思うんですよね。


こんな感覚を持てる、我々日本人を
誇りに思うし、改めて日本人で良かったって
思える瞬間でした。


元号も変わり、新しい時代が始まります。
元号名に負けないように、しっかりと
そして、ほんわかと日本らしさで発展できる
そんな時代にできるといいな。


我が家のインコ先生も納得してくれるかな?