『何処を直したいの?』 | ***ゆきむーぶろぐ***

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誰かに必要とされたい人生でした。

昨日バイト先で
「整形したい欲が凄くて」って云ったら
「何処を直したいの?」と訊かれたので
「全部ですよ」と答えたのだけれど、
そう云われると具体的に“何処”と云えない事に気付いた。

よく“ブスは3日で慣れる”と云うけれど、
それ以上にブスな自分との付き合いは長い。
知らず知らずの内に愛着が湧いても可笑しくない。

なので何処を変えれば可愛くなれるのかが分からない。
分からないから余計に思い悩むのだ。

二重にしたところでブスはブスだし、
小顔にしたところで誰にも気付かれないだろう。
頬骨とエラを削り鼻筋を綺麗に…幾らかかるのだ。

圧倒的にお金が足りない。

仮に、それら全てを直したところで
本当に理想の綺麗に成れるのか…??

昔、読んだ小説でも、
主人公は整形を繰り返しても綺麗には成れなかった。

自分が思い描いた理想の顔には成れなくて、
それどころか失敗され、どんどん堕ちていく。

鼻筋を通す手術をしたら鼻が曲がってしまい、
それを直す為に、また手術を繰り返す負の連鎖。

そうなるのが怖くて、踏み切れないでいる。

可愛くなければ愛されない。
綺麗でなければ愛されない。
そうでなければ許されない。

そんな思いの呪縛の所為で、毎日が辛いしょぼん