

主人公ジジは、イングランド軍に両親を殺され、両親が残した花屋を続けるため毎日花売りを続けており、性格は気弱で引っ込み思案、幼馴染のオルガに頼りっきりな少女です。
しかし、ある日ジジにだけ見えたジャンヌ・ダルクの幻影から「ジャンヌ・ダルクとなり国を救って欲しい」と言われ、同時にジャンヌの兄妹や街の解放軍からもジャンヌを演じて欲しいと頼まれ、自分にできること、すべきこととは何かと悩んだ末にジャンヌとなることを決意し、解放軍の象徴としてジャンヌを演じることとなります。
そして、もう一人の主人公ジャンヌ・ダルク。火あぶりの処刑から5年が経過しており、当然彼女は既に亡くなっていますが、魂が似ている(もしくは同じ)ジジにジャンヌとなって国を救うように、自分が果たせなかったことを代わりに果たすようにとジジを導いていきます。最期にはジャンヌとして強い意志を持ったジジ、再び立ち上がる気力を取り戻した街の人たちを見て安心し、神の元へと去っていきます。
これらのキャラを演じたのがBerryzの梨沙子ちゃんとスマイレージのあやちょです。
トゥルースでは、ジジを梨沙子ちゃんが、ジャンヌをあやちょが演じて、リバースでは逆になります。
今回の舞台はミュージカルで歌がとても重要な要素ですが、梨沙子ちゃんはさすがとしか言いようの無い圧巻の歌唱力を披露してくれました。悲しい歌い方、力強い歌い方それぞれ素晴らしい表現力で見事舞台の世界観を表していました!
あやちょも普段とは違う歌い方で、主役というプレッシャーにも負けずジジとジャンヌを演じていました!
さて、先ほど言ったように基本となるトゥルースではジジが梨沙子ちゃんで、ジャンヌがあやちょで、リバースでは逆なのですが、正直リバースの方が役に合っているというか、しっくりきましたね!
ジジは基本気弱な性格で、優柔不断なところがある少女ですが、これがあやちょの持つ儚さとでもいうのか、雰囲気というか妙にマッチしてる気がしますし、一方、ジャンヌはジジを導いていく立場ですので、ここはやはり力強くジジに語りかける場面と梨沙子ちゃんの力強い歌唱力がぴったしで、この配役の方がこの舞台には向いていると自分は感じました!
さて、キャラと演じたメンバーの感想ですが、やはり最初は主人公からですね!







