さて、戸狩の翌日 木島平スキー場でのスキー2日目は、未就学児教室というレッスンです。これは、未就学児を対象にスクールの先生がマンツーマンでスキーを教えてくれる他校でいうキッズスクールなのですが、1日8000円とかなり安いです。(普通マンツーマンなら1日で12000円は必要)
あまりの安さとレッスンの3日前までに申込が必要な事から、多分地元のスキーの上手い人がバイトで来るのでは?と思ってました。で、年末に木島平に行った際に滑りながらこの未就学児教室を見ていると、結構なおじさん(多分50~60歳代)が4歳児位の子供を教えてました。リフトから見る限り、なんとなくおじさんと子供には距離があるようで、それを見た限り 穂高にそのおじさんのレッスンはムリなように思えました。
電話で申込みした際にも「先生は女性ですか?」と聞こうかと何度も思ったのですが、過保護な親だなぁと思われそうでついに聞けませんでした。
で、当日9時過ぎにはスキースクールで受付を済ませ、10時からのレッスンを待っていたところ、目の前に若い女性の先生がいるではないですか。昨日の戸狩でもキッズスクールの先生は女性だったし、この先生が担当だったら穂高も幼稚園みたいに張り切って頑張るだろうなと考えていると、10時に「穂高くん!」と迎えに来たのは180cm近い30代の男の先生でした。
で、その際の一コマ
パパ「穂高、先生きたよ!スキー頑張ろうね!!」
穂高「この先生、・・ちょっと難しい・・」
先生に聞こえないかヒヤヒヤしましたが、目の前にあったお菓子(おつまみ)をもらってレッスンに出て行きました。
全然バイトじゃない普通の先生(イントラ)でした。
未就学児レッスンを受けるのは他にも3名ほど、全員マンツーマンレッスン、これで利益が出ているのか疑問です。

先生と一緒に滑る穂高とその後ろに中山さん
$スキーと子供の備忘録

馬曲温泉での穂高
(その食欲はいつもごとく坂井さんと中山さんの想像を超えていました)
$スキーと子供の備忘録
戸狩スキースクールは朝2時間・昼2時間のレッスンでした。
木島平は未就学児教室は1日8000円、よませは5歳まで不可、野沢も8000円と信越エリアでは比較的良心的な値段設定で、且つ 子供も4人程度だったのでスキーデビューとしては悪くなかったのですが、
成果は「可もなく不可もなく」といったところです。
自分でスキーを履いたり脱いだりすることはできるようになりましたが、レッスン終了後に近くの斜面を滑らせてもボーゲンはほぼ出来ず、ずっとしがみついたままでした。
先生曰く「まだ足の力が弱いのでハの字で体を支える事がまで出来ない」との事でした。まぁ本人は楽しかったようなので、「もうスキーはイヤ!」と言われることを考えれば全然良かったです。

で、滑り終わった後、リフトに乗りたいというのでクワッドリフトで上がり、坂井さん・中山さんのサポートの元、おんぶして滑る事にしました。前にも木島平でレストランからの戻りを抱っこで滑ったことはあったので、穂高も前を見て滑れるすべるおんぶで滑ることにしました、その方がスキーの楽しさが伝わるだろうと思って。
が、実際におんぶしで滑ってみると思った以上に大変で、上手く前傾姿勢がとれません。それに滑り出しは中級者コース並みの斜度で一気に疲れ、正直何度も一旦降ろそうかと思ったのですが、おんぶして立ち上がるのも大変だったので、一旦降ろすと二度とおんぶできないと思い、歯を食いしばってすべりきりました。志賀高原の焼額のジャイアントスラロームをノンストップで滑るよりも、3倍はしんどかったです。おんぶでの滑りは多分もうしません。