腐女子妄想 夢小説 アルカディア~理想の世界~

腐女子妄想 夢小説 アルカディア~理想の世界~

このブログはテニスの王子様中心の夢小説を書いてます。
底辺なので誤字、脱字、不自然な表現などがあればどんどん言ってくださいね。主は詠魅唄舞歌(よみうた まいか)と申します。
気軽に舞歌と呼んでくださいね。
アメ申、メッセ大歓迎なので!よろしくお願いします!!

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新年明けましておめでとうございます。
今年も駄作にお付き合いいただきたく存じます。

というわけで、挨拶するのも遅すぎ!!
更新止まりすぎ!!

そして文才なさすぎ!!!


どうせ俺の頭の中なんて幸村以外すっからかんですからwww


つまらん話はさておき、
本編参りますね。

(僕も内容忘れつつある。←死ね)


でわ、ホントに本編へ・・・・







悠奈「じゃあ聞くけど・・・。」

明るいトーンから一転して、
今まで聞いたことないような冷たく刺さるような声で悠奈は言った。


悠奈「柳君は、本当に、何もかも、捨てられて、自分の力で何もできずに、
そのまま消えてしまいそうになったことある?
友達はもちろん、兄弟や、親でさえも、
目の前で消えて行ったことある?」

俺は悠奈が何を言ってるのかわけがわからなかった。

悠奈はそれを悟ったように、
「まぁ、蓮二みたいな生き方して、
普通に育ったてる人はわからないよね。」

と、軽く微笑みながら言った。

悠奈「本当はこんな話、
誰にもしたくないし、知っているだけで、
自分の頭に残っているってだけで吐き気がするくらいに。
でも、蓮二には行ってもいいと思ってる。
いや、ずっと思ってたんだけどね。」

柳「・・・悠奈が聞かせてくれるのであれば、
俺は悠奈が知りたい。」

未だに頭の整理がついていないが、
悠奈の話を聞けば何かわかるかもしれないと思って、
とりあえず聞くことにした。

悠奈「長くなるけど、聞いててね。
今からあたしが泣いても、
この話を聞き終わるまで何も言わないで。
約束してね。」

先ほどまでの震えが嘘であったように、
冷たく俺の心に突き刺さるような声で悠奈は話し始めた。

悠奈「あたし、蓮二と付き合う前にも彼氏がいてね。
小学校5年からなんだけど、
昔はあたしはさ今みたいにおしゃれもしてなくて、
毎日髪はぼさぼさで、顔も汚くて今とは全然違うくて、
別に好きでそうしてたわけではないんだけど、
だからと言って直そうとも思わなかったの。

まぁずっとそんな風にしてたらいじめられる格好の的になることなんて
誰にでもわかることじゃない?

低学年のころはそうでもないけど
高学年になるにつれてそういうのは悪化していって、

察しの通り孤立していったの。

でも幼馴染だけは違った。

いつも通りだったし、
毎日あたしを気にかけていてくれたんだよね。


きっとその頃からあたしたち二人は両想いだったと思うよ。」

そうか、その幼馴染が悠奈の恋人だったのか。

俺はその時少しその幼馴染に嫉妬した。

それが顔に出ていたようで悠奈は
冷めた笑顔で微笑むと

嫉妬してる?  

と聞いてきた。

悠奈にはなんでもお見通しだな。

無言でうなずくと

蓮二らしいね、とまた笑った。


悠奈「それからね、彼と付き合ってあたしの雰囲気とかも変わっていって、
まぁ普通に友達ができるまで日常は回復したんだけど、
彼からのDVが始まってね。
彼は独占欲が強くてね、小学生だからってバカにできないほど彼は狂ってた。

親ぐるみの中だったから親に何も言えるわけでもないし、
友達ができたとはいえそんなこと言えるわけないでしょ。

それであたし別れたの。

別れるっていったときはそれなりに何かされるかと覚悟したんだけど、
その時は『俺が悪かったって。』って素直に分かれてくれたんだと思ったの。

それでそのまま卒業して、中学に入学して、彼との関わりもほとんどなくなっていった。

それで告白とかの回数も増えてだんだん辛くなってきた。

告白されるたびに周りの女子の目が痛いほど突き刺さるからね。

でも耐えてきたんだよ。
頑張って嫌われないようにも努力したけどあたしは最後の最後でいつも皆に嫌われてしまう。

そんな一番つらい時にまた彼は現れて、
やり直そうと言ってくれたけど、なんだか彼が怖かったの。

DVがあったからってのもあったけど、それ以外に何かを感じたっていうか。

だから、断ったの。

何度も言われたけれど、

あたしは断り続けた。

そしたら最後にお願いされた日、

『俺の気持ちがわからないのならば、
君はすべてを失う。
止めたってもう遅いんだよ?』って言ってね、

振り向きざまにこういったの

『悠奈、知ってる?
日本の法律って14歳以上なら「逮捕」されるけど、
14歳未満の子供は刑法で責任無能力者にされるから刑事責任は問われないんだよ。

どんなことをしてもね。』

そのまま彼は立ち去って行った。」


悠奈は再び震え始めた。

続く



遅くなりましたが、
更新しました



さてはて、


日本の法律は緩いのかもしれませんね。

どうなることやら。