今回で甲府城めぐりは終了になります。




前回までの甲府城巡りは鶴が舞っているように見える事から。甲府城めぐりその1鶴が舞っているように見える事から。甲府城めぐりその2鶴が舞っているように見える事から。甲府城めぐりその3鶴が舞っているように見える事から。甲府城めぐりその4鶴が舞っているように見える事から。甲府城めぐりその5 を参照してください。




天守台
お城が建てられた当時の姿がそのまま残っています。
天守台はお城のシンボルとして天守閣が建てられる場所です。

しかし、現在では天守台は残っていますが、甲府城の天守閣は残ってはいません。



過去の記憶を聞いてみよう

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天守台西側
西側には日本百名山等の標高の高い多くの山が並んでいます。
また、この方向には武田信玄公が洪水から守るために造られた事で知られる『信玄堤』もこの方向にあります。
行った当日は雲が多く、あまり山を見る事が出来ませんでした(^^ゞ



過去の記憶を聞いてみよう

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天守台南側
南側には日本一高い富士山を初め、古墳などの史跡が多く、また、この方向には信玄公の時代の資源となった甲斐金山遺跡もこの方向にあります。
ただ、甲斐金山は信玄公の時代にほぼ掘り尽くされてしまったと言われています。



過去の記憶を聞いてみよう

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天守台東側
東側には県立科学館や古いお寺などが多く立ち並んでいます。
またこの方向には甲斐善光寺があり、このお寺は信玄公のライバル上杉謙信公との衝突(川中島の戦い)の際、信濃善光寺が兵火にかかるのを恐れた信玄公はこの場所に移したと言われています。
また、この寺は『鳴き龍』という現象でも有名で、これは金堂中陣天井に二匹の巨大な龍が描かれているのですが、この場所で手を叩くと多重反響現象による共鳴が起こることからこのように呼ばれています。



過去の記憶を聞いてみよう

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天守台北側
北側には武田家が代々本拠を置いていたと言われる躑躅ヶ崎館があります。
また、この方向には要害山があり、信玄公の父武田信虎公は今川の軍勢に攻められていた時、夫人がここで信玄公を生んだ事で士気を上げ、勝利を収めたと言われています。
反対側には名勝御岳昇仙峡があります。



過去の記憶を聞いてみよう
また、この天守台には『明治天皇御登臨之阯』と言うものがあります。
たぶんここを明治天皇が通って、天守台に登られたのでしょうね。


過去の記憶を聞いてみよう
こちらは別側からです。



過去の記憶を聞いてみよう
天守台からの本丸跡です。




7月頭ぐらいに甲府城に行ってきたのですが、こんなに更新に時間がかかってしまった(^^ゞ

次はどこに行こうかなw