第29回真田まつり夏の陣の鉄砲隊演武に関してはこちら 参照してください。

今回は順番を前後させて信綱寺についてです。

信綱寺は真田運動グラウンドをさらに進み、山の上に建っているお寺です。

麓には駐車場があり、ここから坂道を登っていくと信綱寺に抜けることができます。

その途中にあるこの岩は馬頭観音と呼ばれていて、大きな岩に馬の絵が刻みこまれています。

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馬頭観音
馬頭観音は馬頭大士ともいって怒りの表情をし、その多くは冠の正面と左右に馬頭を付け八本の腕を持ち、人々の苦しみや迷いを救う観音です。
世間では馬の保護神として馬頭観音・馬頭大士と石に刻み道端に立てましたが、これは美しい線彫りの馬頭観音です。
昔はこの道が大柏木の山に入る唯一の道で、木を引き出し桑や刈草を運び、炭焼き薪取りなど人馬の行き来が盛んでした。
横尾区

信綱寺の坂道を登っていくと2つにわかれる道があります。

階段を登っていくと本堂へ続き、下の道を進んでいくと真田信綱公・信綱夫人お北の方・真田昌輝公のお墓があります。
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結構急な坂道なのですが、分かりますかね?

分からないですね(^^ゞ


この直線を登りきるとさらに左に抜ける道があり、また少し登ります。
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運動不足な人だと結構大変で、すぐ息切れします(^^ゞ



苦労して登りきると信綱公のお墓にご対面できます。
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左からお北の方・信綱公・昌輝公のお墓です。
信綱公・昌輝公は長篠設楽原の戦いで、徳川軍と戦闘し、討死を遂げてしまいます。

長篠設楽原の戦いは長篠設楽原の戦いその1長篠設楽原の戦いその2長篠設楽原の戦いその3 を参照してください。


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こちらは長篠設楽原の戦いで討死した信綱公の首を信綱公がつけていた陣羽織でくるんでここ信綱寺へ持ち帰ったと言われている白河兄弟のお墓です。

白河兄弟のお墓は信綱公のお墓の右側に建てられています。

白河兄弟は信綱公の首を持ち帰った後、ここで自刃して果てたと言われています。

また、首をくるんだ陣羽織は『血染めの陣羽織』として信綱寺に保管されています。


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信綱寺と真田幸隆公・真田昌幸公が祀られている長谷寺では真田家の軍旗として有名な六連銭(または六文銭)にあやかり1円玉や5円玉でこのように置いたりしたりします。

六連銭の由来についてはこちら 参照してください。