大阪巡りはこれで終わりになります。
ブログ更新何日も空いてしまってすみません。
過去の大阪巡りは大阪巡りその1 と大阪巡りその2 と大阪巡りその3 をご覧下さいませ。
大阪城天守閣は展示広場になっていて、基本的には撮影は禁止なのですが、大阪城天守閣は3階と4階(だったかな)が撮影禁止でそれ以外では撮影はOKという事で撮ってきました。
これは大阪城天守閣5階(だったかな)にある、大坂夏の陣(天王寺の戦い)で一番の激戦となった真田幸村様と松平忠直の激突の様子をミニチュアで再現したものです。
ミニチュアの後ろにある絵が有名な『大阪夏の陣屏風右隻』です。
大阪夏の陣屏風右隻は天王寺の戦いの両軍を表していますが、実はあまり知られていないのが左隻です。
左隻は大坂の陣で豊臣方が敗北をし、市民や女子供または残党が落ち延びているところを描いているのですが、これは機会があったら紹介しようと思います。
こちらはミニチュアの端っこから撮ったもので、真田軍から松平軍を見たところをパシャリしました。
真田軍は『真田の赤備え』と言われ、兵たちは鎧兜そして旗印も赤一色に染めたことからこのように言われています。
赤備えで有名な人物としては武田四名臣の一人山県昌景公や、徳川四天王の一人井伊直政公などがいます。
変わってこちらは松平軍から真田軍を見たところをパシャリとしました。
松平忠直は徳川家康の次男結城秀康の嫡男で、家康の孫にあたります。
忠直は冬の陣で軍律を守り、真田丸攻防戦(こちら 参照)で援軍を送らなかったことを家康から叱咤され、夏の陣では自ら軍律を破り、真田軍に突撃を仕掛けます。
こうして見ると横から見たのとはまた違った見え方がありますよね。
横から見るのと縦から見るのとどちらがいいでしょうかね。
こちらが幸村様のミニチュアです。
中央あたりの馬にまたがり、鹿型の兜をかぶっているのがそうです。
続いては大坂城天守閣展望台です。
天守閣と言ったらやっぱりこれでしょう♪
ちなみにこちらは北側を写真で収めたものです。
左側のひときわ高くそびえ立っているビルがクリスタルタワーです。
後ろに見えている山が生駒山です。
他にも左側にあるドームが大阪城ホールです。
中心やや左で一番手前の白い横に長い建物が大阪府庁です。
こちらは南側の景色です。
左側にある山が金剛山です。
またやや中心より左にそれたところに通天閣があります。
この方向が大坂の陣の時真田丸があり、そして夏の陣では最後の戦いとなった天王寺の戦いが行われた方向です。
今では高いビルなどがそびえ立ちその面影はほとんどありませんね。
大阪の象徴が見えたので撮ってみました。
これにて大阪巡りは完結になります。
4部にわたり長く書いてきましたが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
よろしければお願いします。