1573年8月15日(天正元年7月18日)は室町幕府が滅亡した日とされています。
室町幕府は足利尊氏が、京都に本拠を置いて創始された武家政権で、『室町幕府』という呼称は3代将軍足利義満が将軍の御所である室町殿がその由来とされています。

室町幕府は1467年の応仁の乱により勢力が衰え、各地で下克上の世が到来しました(世に言う戦国時代)。


そして天下布武を実行していった織田信長により、足利義昭が15代将軍に就任しますが、二人の関係が次第に悪化し足利義昭は全国の大名に『織田信長を撃て』と密書を送りここに『信長包囲網』が完成します。
しかし、京上洛に立ち上がった武田信玄が、信長との決戦を前に1573年に病死し、同年信長は15代将軍足利義昭を京から追放され、足利将軍家が歴代相伝する山城国及び丹波国を信長に奪われることにより事実上崩壊します。
これが1573年8月15日に当たります。


しかし、この室町幕府滅亡は諸説あります。
代表的な説として


1573年足利義昭の京都追放と影響力低下。(これが一般的かもしれません)


1582年山崎の戦いによる中央幕府機関の奉公衆・奉行衆の崩壊。


1583年足利義氏の死亡による関東府の世襲権の終了。


1583年賤ヶ岳の戦いによる豊臣政権の確立。


1588年足利義昭の将軍辞官。


などがあります。



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