過去の記憶を聞いてみよう


面積
867平方度


肉眼星数
194個


主な星
6個の星で形作られる南斗六星が目に付く


主な天体
M8干潟星雲、M20三列星雲、M17オメガ星雲など明るい散光星雲や球状星団が多い


備考
黄道星座で11月23日~12月22日生まれの人の星座
へびつかい座が入った13星座では12月18日~1月18日生まれ


占星術では♐と表され、人馬宮と表記され、火の宮(ホット、ドライ)、柔軟宮、男性格に分類されます。



ケンタウロス族ケイロン

ギリシャ神話では、上半身が人間、下半身が馬のケンタウルス族の1人ケイロンの姿として描かれています。
ケンタウルス族は乱暴ものが多かったが、ケイロンは他のケンタウルスとは違い、賢い人物で、クロノスを父に、ピリュラを母として生まれ、その母親と一緒にぺリオンの山のほら穴に住み、医術に優れ、薬草を栽培して多くの病人を助けました。
そして、アルゴー号の探険で有名なイアソン医者となったアスクレビオス勇将アキレウスなど多くの優れた人物を育てていきました。


後にケイロンヘラクレスとケンタウロス族との戦いの時、ヘラクレスの放った矢に当たってしまいます。
ヘラクレスの矢はヒドラの猛毒が塗ってあった為、周りのケンタウロスは死んでしまったのですが、ケイロンは時の神クロノスの子であったため、死ぬ事ができませんでした。
ヘラクレスは責任を感じ、ケイロンを苦しみから解放しようとしました。
ケイロンを苦しみから解放するには1つだけ方法があり、ケイロンと同じように死ぬ事ができない人を自由にすることでした。
さすがのヘラクレスも愕然としてしまいました。
なぜなら世界はあまりに大きく、そんな運命の人と出会う事ができるかわからなかったからです。

ヘラクレスは自分の十二の仕事を成し遂げながら必死に探しました。
そして十一個目の『ヘスペリデス(天国)の金にりんごを取る』という仕事で見つけ出すことができました。
それがプロメテウスです。
プロメテウスゼウスが1度人間から取り上げた火を太陽神ヘリオスから盗みだし、人間に与えた事により、毎夕大鷲に肝臓を食い荒らされるという罰を3万年受け続けていました。
ヘラクレスは父ゼウスプロメテウスを許してもらえるように説得をしました。
ゼウスヘラクレスの説得に答え、プロメテウスを自由にしてやりました。
この事によりケイロンは死ぬ事ができ、ゼウスによって星座にされました。


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