この前の金環日食で115人が眼科に受診してそのほとんどが日食網膜症と診断されたとか
原因として金環日食最大時に直接太陽を見たためとか…
太陽は金環日食でも皆既日食でもうす雲に隠れている時でも直接みちゃだめです
太陽を数秒見ただけでも網膜にダメージを受けて視力低下してしまいますので(><;)
前回珍しい金環日食が見られたので簡単に…
日食とは何か?
絵がへたくそでごめんなさい(;´▽`A``
日食は図のように太陽と地球の間に月が入り込んだ時に起こる天体現象です
なので日食の起こる必要最低条件は『新月』ということです。
なぜ図に月が2つあるかというと…
月の公転面積が楕円形を描いているため、地球と月の距離は変わってきます
地球と月の距離が近いと皆既日食、地球と月の距離が遠いと金環日食となります
つまり、5月21日に起こった日食は金環日食だったので地球と月の距離が離れていたことを意味します
なのでよく勘違いすることですが、皆既日食と金環日食は似て非なるものになります
もっとわかりやすくイメージするのには地球儀に光を当ててその間に小さいボールを入れると地球儀に影ができます。影ができたところで日食が見られます。多分これのほうがわかりやすいでしょうね(^^ゞ
ちなみに日食と同じように食(星が間に入って影ができる現象)にはほかに月食と星食があります
月食は月と太陽の間に地球が入り込む(満月が月食の必要最低条件)と起こります。
また星食は太陽と地球の間に水星もしくは金星が入り込むか、火星より外の惑星や恒星(太陽のように自ら光を放っている星)の間に月が入り込むと起こります。
そして前回にも書きましたが、6月6日に金星太陽面通過が見られます
これは2004年以来と言うことで8年ぶりに日本で観測ができる超レア現象です
どこが超レアなんだなんて思われるかもしれませんが、その前に起こったのが1874年12月9日…
おわかりですね…前回と前々回の歳月はなんと130年…
そして今年のを見逃すと次に見れるのが105年後の2117年12月11日です
今世紀に日本でみることは不可能ということになります。
今世紀は2回とたまたま運が良かったというだけなのです(ハレーすい星でも74年周期です)
6月6日は梅雨時になりますが、この日だけは全国的に晴れることを祈りましょう(。-人-。)