「ゆせくんがオペラに出る」「しかし歌唱披露がない」という謎仕事を観に行ってきました(笑)。

最初は埼玉だけの公演だったのですが、芸文での公演が追加。
埼玉も申し込んでいたのですが外れてチケット取れなかったので今回取れて嬉しい。
ただ、埼玉と形式が違ってコンサート形式とのこと。

入場時間に行くと今まで見たことがないほどものすごい行列でした。
どれくらいすごいかというと芸文の地理がわかる人にはわかると思うけれど、コ〇ミのジムのところが最後尾でした。
自由席じゃないのに(笑)。
そして入場してからもポスター撮影の行列。
ええ、並び待ちしたよ、もちろん。
この回は完売と聞いていましたがあきらかにゆせファンがほとんどという客層でした。

開演3時間前に座席がわかったのですが(電子チケットだけど機械置いてなくてスタッフがチェックする方式だからか)、思っていたより近い席でこれだけ近くでゆせくん観たの久しぶり♪というくらい近かった。
最前ではないけど、どセンターだったし。
まあ、近かったからセリフ録音やんというのがわかったんですけどね(苦笑)。

ストーリーは平家物語なので特に予習はしなくとも話はだいたいわかる。
清盛が主役なので、清盛が亡くなるところまでで壇ノ浦の戦いまではやらなかったです。
ゆせくんの役どころは琵琶法師と武神の二役。
狂言回し的な役と聞いていたけどそこまで回していなかったというか、一応琵琶法師の時は語り部っぽかったけど。
あの有名な「祇園精舎の鐘の声」をゆせくんの語りで物語が始まりました。
武神の時は殺陣もあり、ずっと時代劇をやりたいと言っているから嬉しかっただろうし映像でもやりたいだろうなと思いました。
オペラ歌手の方とオーケストラと合唱団の皆さんに囲まれて一人異質で、その異質さが役に合っていて良かったです。
妖艶で不思議な存在感を醸し出していました。

カーテンコールではエア琵琶や、ハート作ったりとお茶目さも出して可愛かったぞ。
そしてここで脚本の田渕久美子さんも登壇。
初めて生で拝見したわ。
今回の役はオペラ歌手じゃない人にという田渕さんの要望で決まったようでした。
町田くんの「美女と男子」が良かったので、映像仕事でもご一緒できたらいいな。

オペラそのものの感想といえばあまりオペラを観たという感じではなかったです。

まあ、コンサート形式ですし。
異種格闘技のようでした。
それはそれで面白かったですけどね。

最近、こういう異種格闘技のようなものばかり観ている気がする(笑)。