オスカー・ワイルドと彼を愛する2人の男との3人芝居。
もともとは韓国ミュージカルですが、3人というパターン多いですよね。
2チーム制でしたが、福士くんと立石くんが観たくてこちらのチームで観劇。
感想。
立石くんのドリアン・グレイが見たくなりましたw
この作品は「ドリアン・グレイ」を知ってる前提の話だったと思うので知らない人にはピンとこないかも。
オスカー・ワイルドといえば「幸福な王子」が有名ですが、この作品では「ドリアン・グレイの肖像」と「サロメ」がキーとなっています。
福士くん演ずるロスからの回想で始まるので狂言回し福士くん主軸で話動くかと思っていたけどそうでもなく、福士くんいないシーンも多かったです。
ただ、福士くんがいると締まる感じがしました。
立石くん演ずるワイルドがとんでもなく魅力的でそりゃ2人も魅了されるわ。
だから逆にワイルドがダグラス(ボジー)に狂わされるのがなぜ?とも思ったんですわ。
こんなワガママで自分勝手な子供になぜ振り回されたのか?
このダグラス役の東島くんは初見でしたが20歳になったばかりなのか!若いっ!
若さゆえの役にははまっていました、終始イライラさせる役でしたが。
ワイルドはただ振り回されていただけではなく、世間に抗いたかったから逆にダグラスを利用していた面もあったのかとも思ったり。
そんなワイルドを破滅から救いたいと思うロスに対しては友情以上のものは感じていたけれど恋情には至らなかったのでは?
ストーリー自体は好みではなかったのですが、音楽が非常に美しくまた3人とも美しく目の保養耳の保養となりました。
2時間休憩なしでしたが、そんなに時間が経っているとは感じなかったくらい。
帰りに、大阪限定コラボドリンクをいただきました。
ベリーが入ったティーソーダ。
開演前はトイレが気になって飲めなかったので終演後(笑)。