ずいぶん更新していませんでした。
本当は3月遠征の予定だったのですが諸事情で行けなくなり。
今月も行けるかどうかわからない日々が続きますがなんとか今回は行けたので感想を。
チケットを取ったのは豪華キャストとケラさんだと間違いなく面白いだろうと思って。
休憩挟んで3時間のストプレはそこそこ長いですが長さ感じなかったです。
狂言回しのイヌコさんが「あともうちょっとで終わりますよ」「20分休憩ですよ」と語りかけていたのもありますが(笑)。
「梅田の人は20分だけど私たちは5か月経ってるんですよ」というのも面白かった。
東西で内戦が続き、男性ばかりでなく女性や子供たちも徴兵されるという背景ながら一見平和なお屋敷の中で起きるお話。
キャストが順に登場していったいこの人はどういう人なんだろうと思わせながら話が進むのが巧い。
お屋敷の主人、長女の元夫は話には出てくるが(しかもストーリーには重要)、役者は出てこず女優7人だけで描かれていました。
途中の展開が思いもつかないもの(ファンタジー?)でしたが、最後のおとし方はある意味想定内であったかも。
書き下ろしの作品ということで時勢を感じさせる作品でもありました。
7人の女優さんがまたみんな個性強いのですが、個性が喧嘩していなくてそれもまた面白くて見ごたえありました。
7人中、宮沢りえちゃんと水川あさみちゃんが生では初見でした(あさみちゃんは観たことがあったように思ったのですが生では観ていなかった)。
りえちゃんは10代の頃からTVで観ていたスターですからね、それだけでも感動した(笑)。
あさみちゃんの個性的な声が舞台ではどうだろうと思っていましたが意外に通る声。
イヌコさんと峯村さんの安定感、小池さんや敬子さんはさすがに巧い。
そして杏ちゃんが舞台をひっぱっていく力強さがありました。
下手な人がいないという安心感(笑)。
パンフレットを読むと猫はやったけれどまさか虫になるとはという敬子さんのコメントがおかしかった。
確かに虫が出てくるとは思わなかった(笑)。
パンフレット自体インタビューも多くキャスト全員の座談会あり、ケラさんのコメントあり、グラビアも凝っていてめちゃめちゃ読み応えありました。
カテコ終わってハケる時に小池さんが口パクでりえちゃんにお誕生日おめでとうと言っていました。
この日が誕生日だったようです。
みんなで「おめでとう」言いたかったな。