遠征2日目マチネはJCSジャポ。
ジャポは未見だったので一度は観ておきたかったというのがあります。
京都劇場に来ていた時はちょうどあまり観劇していなかった時期なのでスルーしていました。
あまりにも久しぶりの上演、しかも東京だけで期間が短いということで会員先行で完売。
私もなかなかつながらずやっとつながった時には2階席しか取れなかったのですが、全体を見渡せて良かったです。
俯瞰して見られるのでいつもなら群衆に溶け込むような感覚がどこか神の視点のような感覚でした。
初めて観た感想はエルサレム版よりも好きだな。
なんといっても様式美がすごい。
大八車と八百屋舞台の使い方、隈取で表情が隠されていても逆に感情が浮き彫りになる様が面白かったです。
特に佐久間ユダがこじらせすぎてもうジーザスのことは可愛さ余って憎さ何倍?って感じでしたね。
ドンヨンジーザスは一見何を考えているのかわからないのですが、誰も自分を理解してくれないという悲しみがすごく伝わりました。
ジーザスとユダが強くて、意外に江畑マリアの印象があまりない(歌は当然ながらうまいけど)。
この回は高井さんと村さんが欠席で残念でしたが(のち、復帰していて良かった)、飯田兄と山田さんもそれぞれ味がありました。
カヤパを高井さん以外で観たのは初めてかも?
(ピラトはエルサレム版で山田さんを観ている)
あと、ヘロデ王普通に衣装似合いすぎて出オチにならない(笑)。
アンサンブル1人足りなかったらしいがなにせJCS初心者なので気づかなかった。
最後の晩餐が12人だった(らしい)。
いちばんすごいと思ったのは黒子ならぬ白衣くん。
大八車を支えすごい労力だなと感じました、研究生なんですよね。
昔のキャスト一覧を見たらここを担当している人達の中には今やメインを張っている人たくさんいるので頑張ってほしいなと思います。
ストーリーは完全に理解していないけれど、曲はやっぱり素晴らしいなと思います。
劇場を出ると色々口ずさんでしまいました(笑)。